朝鮮の伝統飲料マッコリ

朝鮮の伝統飲料マッコリ

マッコリは朝鮮固有のどぶろくのことで、古い伝統を持っています。

麹と白米の粥を発酵させ、上澄み液と沈殿物を分離せず、荒めに漉したという意味で、マッコリというそうです。

朝鮮語で荒めに漉すというのをマッコルダ、と言います、そこからマッコリという名がついたのでしょう。

朝鮮で独特な食品の生産工場として知られているサムイルポ特産物工場では、このマッコリも生産しています。

2012年2月のある日、サムイルポ特産物工場を訪れた敬愛する金正恩総書記に、工場の人は日に数千本のマッコリを生産していますが、ピョンヤン市民の間で大人気ですと誇りに満ちて言いました。

その人の話を喜んで聞いた金正恩総書記は、直々マッコリを一本手に取り、栓を抜きました。

随員の一人が寒いから、お飲みにならないほうがいいのではと静かに言いました。

その人をたしなめた総書記は、私も人民の一員としてマッコリの味を見ると言いました。

味見をした後、総書記は、マッコリが酸っぱく、爽やかな味なので誰にでも受かりそうだ、口当たりがいいのは糖分の含有量が多いためだろうといって、これからマッコリの質をもっと改善して、人民が好む食品になるようにすべきだと言いました。

人民生活を向上させるため、常に心を砕き、直々味わったマッコリ。

マッコリはその独特な味を誇り、朝鮮人民の生活に深く馴染んでいます。

（政治―為民献身）

• 2024.03.14 製品のクオリティーアップに励んでいます