朝鮮での予防治療

朝鮮での予防治療

未病（みびょう）の段階で病気になるのを食い止めてはじめて、健康な体で幸せな生活を営むことができます。それで、朝鮮では予防医学を医療ケアの基本的方法とみなしています。特に衛生防疫部門の人たちが、人民の健康増進のために責務を全うしています。

勤労者の間で衛生学の知識と常識を広めるための宣伝キャンペーンを張って、町と村を清潔に、文化的に築くようにしています。そして、検診と予防接種を定期的に行って伝染病と疾病の根源を無くし、疾病の予防と治療の対策を徹底的に立てることにより、未病を治しています。わけても女性と子供への予防対策を徹底させています。また、共和国各地に建てられた製薬工場とコリョ薬工場で、効能の高い薬が量産されて、病気の予防と治療に一役買っています。

予防医学の本性からの要求に合う優れた住民健康管理制度である医師区域担当制の実施により、誰もが担当医の下で日常的な健康管理と疾病の予防をしています。人の住むところなら山村や孤島にいたるまでどこにも担当医がいます。患者が医師を訪ねるのでなく、担当医が患者を訪ねるのが朝鮮の現実です。

ピョンヤン市*1ピョンチョン区域*2のピョンチョン第1総合診療所のリ・ソンヒ所長のお話です。

「予防治療は人民の健康を保護し、増進するとても重要なことです。これからも社会主義保健医療制度の優位性をさらに輝かせるため、予防治療に知恵と情熱の限りを尽くすつもりです」

予防医学を優先させている朝鮮では罹病率と死亡率は低減し、平均寿命は増える一方です。

（今日の朝鮮）