教育者の本分を全うする

教育者の本分を全うする

共和国では、今年を科学教育の年として、教育にいっそう力を入れています。教育者たちは教育の成果即ち生徒の実力ということを自覚して、授業のレベルアップを図っています。その中には、ピョンヤン市*1ポトンガン区域*2のセゴリ高級中学校の教員たちもいます。

チェ・ジョンファ校長のお話です。

「教員の資質は生徒の実力で評価されます。学校では、教員の資質の向上を常に重視しています」

この学校では、生徒みなが実用的な知識と技術を身につけ、一生の勉強にためになる基礎知識を強固にするのに力を入れています。そして、優秀な教員たちの経験発表会を度々開いて、教員同士の競争意欲を盛り上げています。

授業の方法で主眼を置いたのは、生徒たちの思考力を啓発させて、どんなに難しい問題も解いてみるという自信を持たせることです。生徒たちが問題を正確に理解して答えを出すよう、問題の提示と質疑応答など講義の内容の細部にまで注意を向け、授業の準備に多くの時間と精力を投じています。

また、生徒たちからの様々な質問を予想して、論議を繰り返し、その過程に新たなポイントを見つけて、授業の内容を時代の発展に追い付かせています。課外時間は、科目別にその日に学んだ内容の復習を深めて、知識を強固にするよう図っています。

この学校の生徒たちは、先日の全国学課コンテストに入賞しました。今日も、一日の授業は終わりましたが、教員室では翌日の教材についての討論が真摯に行われています。

チェ校長のお話です。

「私たちはこれからも授業の方法の更なるレベルアップで、生徒たちを国の人材に育てるために自分の本分を全うするでしょう」