急ピッチで進められている白頭山先軍青年発電所の建設

急ピッチで進められている白頭山先軍青年発電所の建設

ペクトゥ山先軍青年発電所は、朝鮮北部のリャンガン道*1ペクアム郡*2のソドゥス*3という川の上流に三つの階段式発電所として建設されています。青年たちが担当して建設する発電所という意味から「ペクトゥ山先軍青年発電所」と命名しました。

発電所の建設は2004年夏から始まりました。その建設地域は標高1000メートルの気候変動の甚だしい所です。その上、幹線鉄道から遠く離れた僻地です。このような不利な気象、輸送、自然条件のため建設は初めからとても難しいものでした。

ですが、青年たちは、わずか10日の間に数キロの道路と鉄道を敷き、第1号発電所のダムの基礎工事を始めました。ハンマーとかなてこで深さ1.2メートルの発破の穴を一週間に3000個も開けました。水路トンネル工事の数百日間に各自がトロッコを押して走った距離は1万2千キロメートルに達しました。

2010年8月、青年たちが「ペクトゥ青春水路トンネル」と呼ぶ第1号発電所の水路トンネルが完工し、12月には第1号発電所が早期操業しました。三つの階段式発電所の中で規模と能力が一番大きい第1号発電所が操業したので、ペクトゥ山先軍青年発電所の建設を繰り上げて完成する確固とした展望が開かれました。第2号発電所の建設は、2007年から第1号発電所の水路トンネル拡張工事と同時に行われました。

現在、基本ダム工事が終盤に入り、水路トンネルが貫通し、拡張工事が盛んです。青年たちは、コンプレッサーが故障になればハンマーとかなてこで発破の穴を開け、掘進を中断せず連日奮闘しています。第3号発電所の建設も計画通りに捗っています。とりわけ重要工事の一つである第2号発電所の発電機室から第3号発電所のダムまでの数キロにおよぶ第3号運営道路が短期間に完成しました。

2年前の5月、偉大な金正日総書記がペクトゥ山先軍青年発電所の建設現場を現地指導しました。総書記は、目標を大胆にかけて工事を急ピッチで進めている青年たちを高く評価し、感謝を送りました。そして青年たちが発電所の建設を繰り上げて完成するものとの期待を表しました。

総書記の遺訓を守って愛国の汗を捧げている青年たちの献身的な努力と国中の人々の支援の中、ペクトゥ山先軍青年発電所の建設は力強く推し進められています。