幼年時代

幼年時代

ペクトゥ山の密林で誕生した偉大な金正日総書記は、抗日戦争の時の秘密のベースキャンプであるペクトゥ山密営と極東の訓練基地で抗日革命家たちと共に幼年時代を過ごしました。

ペクトゥ山で、総書記は強い胆力と鋭気を養いました。両親の軍服を縮めて作ったものを着て、端切れをはぎ合わせて作った布団を覆いました。ペクトゥ山密営と極東の訓練基地で抗日革命家たちと共に生活する過程に、幼い時から芯が強く太っ腹な性格を持ち、年のわりに精神的に早熟でした。

チュチェ35（1946）年の正月、総書記は両親と共に、曽祖父と曽祖母がいるマンギョンデ*1を訪れました。その時、マンギョンデ一家のいわれある筆で白紙に「金日成将軍万歳！」と書いて、曽祖父と村人を驚かせました。総書記は母親の許で、豪快な性格の持ち主として成長しました。

正規軍が生まれたチュチェ37（1948）年2月8日、総書記は「将軍服」の姿で閲兵式に現れました。そして、この軍服を着てわが国を守る意志を育てなければならないという母親の言葉に、金日成将軍が望むわが国の勇敢な将軍になりますと答えました。

その年の10月、総書記は両親と共に、第1中央将校学校の第2期卒業式に参加しました。この日を見ずに倒れた革命戦友たちを思って涙を流す母親を見て、総書記は、人民軍を世界一の強兵につくって、わが国にいかなる外敵も襲いかかれないようにすると固く決心しました。

総書記は、真摯な探究心と創造的な思考力、質素で素朴で謙虚な性格を身につけました。そして、両親について各都市と農村、漁村に出て、建国に励む人民の熱意と闘いぶりを目撃し、国と人民のために全てを尽くす決心を固めました。7歳の時、母親をなくした総書記は、金日成将軍の革命偉業を代を継いであくまで完成していく誓いを立てました。

その後、総書記は、偉大な金日成主席に喜んでいただくことに全てを尽くしました。

（偉人伝）