女子柔道の世界的な強豪

女子柔道の世界的な強豪

朝鮮のソル・ギョン選手は世界柔道界に広く知られた女子柔道の強豪です。ピョンヤン機械総合大学スポーツ団の選手です。

2012年の世界カップ女子柔道競技大会70キロ級で金に輝き、2013年世界柔道選手権大会女子78キロ級でまたもや優勝し、世界選手権の保持者となりました。ピョンヤンで鉄道労働者の長女に生まれたソル選手は幼い頃から同年輩はもとより、一つや二つ、年上の男の子も相手にならないほど力が強かったそうです。

このような適性体質が専門家の目に留まり、11歳のころから今のピョンヤン機械総合大学スポーツ団で柔道を習い始めました。スポーツ団で一緒に生活している選手たちの話によりますと、ソル選手は他人より簡単にテクニックを覚えるのが長所、よって、訓練相手も2〜3歳上の選手、まもなく高いクラスの競技に出場したとのことです。

監督に言わせますと、ソル選手は相手がだれであれ、ためらうことなく最後までやり通す頑張り屋だと言うのです。このようなソル選手なので幼いころから重量級で国内覇者となり、国際競技でも成果を収めることができました。

特にソル選手は2013年世界柔道選手権大会女子78キロ級で相手の選手を残らず技あり、または一本勝ちで破り、選手権を保持しました。世界柔道界は女子柔道の重量級で朝鮮のソル・ギョン選手がアジア選手として世界選手権を保持したのは驚くべき成果だと評しています。

2013年世界柔道選手権を保持して帰国したソル・ギョン選手は国の栄誉を輝かすのは自分の本分であり、最大の喜びだと言いました。人民スポーツマン称号の受賞者ソル・ギョン選手、今もさらなる競技の成果で国の尊厳と栄誉を轟かす抱負を抱いて訓練に励んでいます。