大胆な反撃作戦

大胆な反撃作戦

朝鮮人民は1950年代の祖国解放戦争で偉大な勝利を収めて、民族の尊厳と栄誉を世界にとどろかせた偉大な金日成主席の不滅の業績を胸熱く思い起こしています。

祖国解放戦争の時、朝鮮の人民と人民軍軍人が収めた誇らしい勝利の歴史には、敵が戦争を引き起こすやいなや、即時の反撃で3日目に敵の牙城であるソウルを解放した戦果も刻まれています。ソウル解放戦闘は、金日成主席が反撃の実現のための戦略で基本と見なし、戦争初期の不利な情勢を短い間に逆転させて戦争の主導権を握るようにした戦闘でした。

戦勝革命事績館のリ・ヒョジョンさんのお話です。

「金日成主席が編み出した戦略で基本は、38度線とソウル一帯に配備された敵の基本的集団を一撃の下に掃滅することでした。これは敵の心臓部に最初から痛打を加えて、一度の攻撃作戦で敵の基本的集団を全面的崩壊へ追い込む大胆でスケールの大きい軍事戦略でした。主席の卓越した軍事の知略によって、戦争開始3日目の6月28日に行われたソウル解放作戦は、この日の午前11時30分に朝鮮人民軍の完全な勝利に終わりました」

これまでの戦争の経験を見ますと、敵の防御の最も弱いところに打撃を集中して勝利しようとするのは、違えることの出来ない公式となっていました。また、これは攻撃での戦果が期待される一般の原則でもありました。

既成の慣例を破って戦争開始3日目に敵の牙城であるソウルを解放したこの勝利は、金日成主席の天才的な戦略戦術と独創的な戦法による現代戦の模範となるものでした。

（偉人伝）