大学に立てた再教育制度

大学に立てた再教育制度

チュチェ107（2018）年1月16日、敬愛する金正恩総書記が増改築されたピョンヤン教員大学*1を現地指導した時のことです。小学校での教授方法の実技室、自然実験教授の手法室、子供の知能開発の技術普及室を始め大学の全ての教室は、実践と実技の教育が可能な多機能化した教室に作られていました。

小学校での教授方法の実技室を見た金正恩総書記は、バーチャルとリアリティーの状況下での教授方法が新しくユニークだと言いました。そして、同行した大学の人に、現職の小学校の教員は、最新のこの教育技術を知っているか、と聞きました。

大学の人は、どう答えて良いかためらっていました。大学で学ぶ学生たちの教育だけにこだわっていて、現職の小学校の教員にまではついぞ考えが及ばなかったからでした。

総書記は、これから、ピョンヤン教員大学を始め近代的に整えられた教育大学で現職の教員を再教育する制度を立てるべきだ、現職の教員に対する再教育システムと遠隔教育システムのような優れた教育システムをすべて稼動させ、教員のスキルアップに絶えず力を入れるべきだと強調しました。

こうして、ピョンヤン教員大学ではピョンヤン市の小学校の教員に対する再教育が定期的に行われるようになりました。

これは、科学技術の更新周期が引き続き短くなっている今、教員の知識の老化を防ぎ、発展する時代に即してその資質を高めるための重要な契機となっています。

（政治―為民献身）