国が顧みる朝鮮の子供たち

国が顧みる朝鮮の子供たち

朝鮮では子供たちが国の王様と呼ばれ、子供の保育と教育にいつも深い関心が向けられています。就学前の子供たちを国の負担で託児所と幼稚園で育てる幼児保育教育制度が立てられています。

チュチェ34（1945）年、日帝の敗北後、新しい国づくりで経済事情が苦しかったその時、国では巨額の資金を投じて託児所や幼稚園を設け、子供たちの保育と教育を始めました。そして、1950年代前半のアメリカが引き起こした朝鮮戦争の時も子供たちを国の負担で育てることを止めませんでした。多くの育児院と愛育院が建てられ、戦災孤児を受け持って育てる措置が取られました。

その後、子供の保育と教育は本格的な段階に入りました。保育と教育の方法と内容が規範化され、保育員と先生の数が増え、その質的水準も高まりました。全ての子供たちを文化的に、科学的に育てるのが保育と教育の基本的方針です。託児所では年齢別の栄養基準にあわせて色々な主食と栄養食を充分食べさせる一方、系統的な医療ケアも提供しています。

教育委員会普通教育省の局長ウィ・ジンヒャンさんのお話です。

「託児所はもちろん、幼稚園でも保育と衛生防疫の規範に合わせて子供たちの生活環境を充実させています。子供たちの知能を多面的に発展させて豊かな情緒と芸術的才能、しっかりした体力を持たせるのは幼稚園教育の基本的課題です。特に１年間の就学前義務教育期間に言葉と文字、数えかたなど学校教育を充分受けられる能力を身につけさせています。託児所や幼稚園で利用するおもちゃや医薬品、養育設備など子供の保育と教育に必要な全てのものが整然とした供給体系によって国から保障されています」

今、朝鮮の子供たちは子供を一番可愛がる金正恩元帥の深い配慮の中、すくすく育っています。国中の育児院と愛育院が立派に改築され、日進月歩の現実に相応しく子供の保育と教育の水準が高まっています。

朝鮮の子供たちはこれからも国の配慮の中、幸せを謳歌しながら才能を思う存分伸ばして行くでしょう。