品質向上が第一
ピョンヤン製パン工場ではビスケットとパン、ねじれ菓子など数十種のものを生産しています。これまで工場では技術改造に力を入れ、原料の投入から包装にいたるまですべての工程をオートメ化しました。
主任技師補佐のパク・スンイルさんのお話を聞いて見ましょう。
「工場の生産工程の現代化は高いレベルで実現しましたが、今、それにあわせて品質向上に力を入れています。品質向上では味だけでなく、その栄養価を高めることにポイントを置いています。それで、工場では機能性パン製品を開発するとともに各生産工程の技術改造も同時に推し進めています」
機能性パン製品の開発は工場の工業試験所で行われています。ここでは美味しく食べやすい、また、栄養価の高いビスケットの生産技術を開発して生産に導入しました。最近は、ビスケットのビタミン含有量を高めるための研究に成功しました。
これとともに糖分と色々なビタミンが含まれているさつま芋のあんパンとさっぱりした味のつるつるした麺を作るための研究を重ねています。また、乾燥酵母の生産工程を完成するためにも励んでいます。
良質の食品をより多く生産するための従業員の努力によって人民の食生活はいっそう豊かになるでしょう。
2015年の記事