労働党を創立する日々に

労働党を創立する日々に

朝鮮労働党の創立は偉大な金日成主席の正しい導きの輝かしい結晶です。チュチェ34（1945）年8月、朝鮮が日本帝国主義の植民地支配から解放された時、朝鮮人民には新しい国造りの道が開かれました。

朝鮮革命博物館のパク・ホンミさんの解説です。

「朝鮮人民は解放の喜びを胸に建国の熱意に満ちていましたが、どの道へ進むものか分からずにいました。一日も早く党を創立せずには広範な民主勢力を建国運動に呼び起こすことが出来ませんでした。革命発展の要請を深く洞察した金日成主席は抗日革命闘争の時になした党創立の組織的・思想的準備に基づいて党創立のための活動を積極的に展開しました」

当時、党創立の難題とされていたのが朝鮮の北と南に相反する情勢が造られていたことでした。北朝鮮と違って南朝鮮ではアメリカ侵略軍によって軍政が実施され、人民大衆の革命的進出が苛酷に弾圧されていました。このような状況下で、朝鮮全土をあげての党を創立するのは難しいことでした。かといって、条件が整うまで待つというのも無理でした。

金日成主席は有利な条件が揃っている北朝鮮に強力な党中央指導機関を直ちに結成することにしました。党創立のための活動は下部組織から上部へ上がる方法で行われました。金日成主席は各地方に抗日革命家を派遣して地方の党組織を整備、拡大または新設し、党員を増やし、その純潔を保つようにしました。

そして、党中央指導機関を設けるための活動を精力的に導く一方、多くの地方の党団体の活動家や南朝鮮から訪ねてくる革命家に会って党創立の方針を解説してやりました。

金日成主席はこのような準備の下、チュチェ34（1945）年10月5日、ピョンヤンで党創立のための予備会議を開き、次いで10月10日、朝鮮労働党の創立を宣言しました。

朝鮮労働党の創立は偉大な金日成主席の導きの下、実現したチュチェ型の革命的党の誕生でした。