公民の権利を行使する

公民の権利を行使する

公民の権利は国家の基本法である憲法によって規定されます。朝鮮民主主義人民共和国社会主義憲法は第5章で公民の基本権利と公民が当然履行すべき義務を法制化しています。

共和国政権は人民に社会的存在としての自主的権利を行使できる一切の条件を提供するのに第一義的な関心を向けています。人民大衆の意思と要求をそのつど受け入れて実行し、広範な大衆を国家管理と社会政治生活に積極的に参加させて、全ての公民に誉れ高い政治生活を営ませるのは、共和国政権がその活動で堅持する重要な原則です。

朝鮮人民は国の主人として選挙権と被選挙権など政治的権利を堂々と行使しています。

この11月26日に行われた地方人民会議代議員選挙だけを見ましても、有権者の99.63パーセントが投票し、2万7858人の労働者と農民、知識人と幹部が代議員に当選しました。普通の勤労者が各級主権機関の代議員に選挙され、誰もが平等な政治的権利を持って国家活動と主権行使に主人らしく参加するのが朝鮮です。

朝鮮民主主義人民共和国社会主義憲法第5章第70条には、公民は労働に対する権利を持つと規定されています。労働の権利をどう保障するかは、社会制度が進歩的か、どうかを規定する重要な要因の一つです。朝鮮では労働能力のある全ての公民は希望と才能に応じて職業を選び、安定した職業と労働条件を保障されます。また、能力に応じて働き、労働の量と質に応じて分配を受けます。

労働の権利だけでありません。

朝鮮の社会主義憲法には人民みなにあらゆるものの主人としての地位と役割を実質的に与え、すべての福祉を与えるための諸原則が法律的に明白に規定されています。これによって朝鮮人民は休息の権利、食衣住の権利、思う存分学び、治療を受ける権利に至るまで自主的人間としての真の権利を堂々と行使しています。

そのため朝鮮の社会主義憲法は人民みなの絶大な支持を受ける人民自らの法となり、12月27日の憲法節は意義深い祝日となっています。

（文化―くらし）