偉人の趣味

偉人の趣味

呉英淑（オ・ヨンスク）：チュチェ81年（1992）4月12日、偉大な金日成主席は訪朝したジョセト・シャイナー*1副編集長率いるワシントンタイムズ紙の記者団に会いました。その時ジョセト・シャイナーさんは、「主席の趣味は何でどんな娯楽とスポーツが好きなのかを教えて頂けないでしょうか」と尋ねました。

暫らく好奇心に駆られている記者団の人達を眺めていた主席は、「私にはこれといった趣味や娯楽が別に無い」と答えました。主席は驚いた面持ちのジョセト・シャイナーさんに、「強いて趣味と言えば1つや2つ程数えられるが、1つは本読みで、また1つは人民の間に入って共に居るのが趣味といえる」と言いました。ジョセト・シャイナーさんはまたまた驚きました。

ジョセト・シャイナーさんは主席に本音を率直に打ち明けました。

「私はこれまで多くの国家元首や我はと思う政治家から猟や釣り、水泳や遊興が趣味だと聞いた事はありますが、人民の間に入って共に居る事が趣味だという話は聞いた事がありません。主席の趣味が余りにも素朴なのでそれを趣味とまで言えるか疑わしい点が無くはありませんが、それに込められた意味は宇宙のようです。本当に主席の趣味はこの世の誰も持てない名実共に世界的偉人の趣味です」

（世界と朝鮮）