人民のための道で夜明けを迎えました
テソン百貨店のリュ・ヒョンオク店長の手記をお送りします。
「今、ピョンヤンはファソン通りの新居入りで賑わっています。どこもかしこも、また、誰に会って見てもファソン通りの話で持ちきりです。うちの百貨店にもファソン通りの新しい住宅を宛がわれた従業員がいますが、みながその喜びを分かち合っています。その姿を見るたびに、人民の幸せな生活のために薪水の労をとってきた敬愛する金正恩総書記のことが胸を打ちます。そして総書記が百貨店を訪れた日のことが思い起こされます。
忘れられないその日はチュチェ108（2019）年4月7日、日曜日でした。総書記が開業を控えた百貨店を訪れたのは深夜のことでした。1階をスーパーマーケットに築いたことを評価した総書記は、5階までの百貨店の隅々を見ました。百貨店のどのコーナーでも総書記は、まず、人民の利用上の便宜について考えました。
冷凍食肉のコーナーでは、冷凍製品の温度が正確に保たれるか聞き、日用品のコーナーでは来客が必要なものをすぐ求めるように、商品の陳列の方法と形式が多様で見た目にも良いと評価しました。商品の包装に至るまで細やかに教える総書記の話は、最初から終わりまで人民が好んでいるか、人民の便宜を優先させたのかということで一貫していました。
この日、総書記は、これからサービス精神を強く発揮し、来客に親しく接するサービスの方法も取り入れることについて懇ろに託しました。来客を家族と思い、その来客に親しく接するというサービス精神。百貨店の経営のことで苦心していた私は、総書記の話を聞いて強く胸を打たれました。
総書記が百貨店のことで貴重なことを教え、百貨店を後にしたのは翌日の未明でした。百貨店を訪れる市民のことを先に思い、現地指導の道で夜明けを迎えた金正恩総書記でした。
その後、4月15日に開業して以来、百貨店は常に大勢の人で賑わっています。ひたすら人民のことを思う金正恩総書記がいて、人民の幸せも日増しに募るばかりだと私は思っています」
（政治―為民献身）
2023.05.12の記事
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