世界の子供たちを呼ぶソンドウォン

世界の子供たちを呼ぶ松涛園

ソンドウォン*1は朝鮮東海岸の名勝です。ここにキャンプ場が建てられたのはチュチェ49（1960）年8月です。そして、チュチェ74（1985）年8月、ソンドウォン国際少年団キャンプ場*2となりました。その時から毎年、世界各国の子供たちがソンドウォンで楽しいキャンプ生活を送っています。昨年まで28回の国際キャンプが行われました。

今年、ソンドウォン国際少年団キャンプ場は姿を一新しました。宿舎は寝室のベッドと家具調度品、廊下の天井のライト、壁に描かれている絵に至るまで童心に合うように作られています。また、色々なサービス施設と大衆舞踊の普及室、色々な料理を自分の手で作る料理実習室、キャンプ生活の間に誕生日を迎える子供たちのための誕生日祝いの食堂もあります。

そして、国際親善少年会館には劇場と登山知識普及室、電子娯楽室、国際親善室、3D映画館などがあります。ここでキャンプ生たちは趣味と素質によって楽しい休みの一時を送ることになります。

水族館と鳥類舎、動物剥製品の陳列室はキャンプ生たちに自然の豊かな知識を与える宝庫です。朝鮮の国鳥オオタカをはじめ色々な珍奇な剥製品を見ることが出来ます。水族館ではまるで海の中にいるような感じだけでなく、メナタガレイ、ホタテガイ、なまこ、イガイ、ヒトデをはじめ海の動物に手で触ることも出来ます。

人口芝と客席の椅子、波模様の青いひさしが見事に調和している運動場と体育館、屋外遊泳場もまた見事に作られました。屋外アーチェリー場は子供たちが好んで訪ねる所です。モダンな施設が海辺の景色とコントラストをなして絶景を広げたキャンプ場は文字通り、一幅の美しい絵のようです。

昨年に来たキャンプ生も驚くほど、すっかり変わりました。ソンドウォン国際少年団キャンプ場は子供たちを一番大事にする敬愛する金正恩元帥の計らいで打って変わりました。

元帥は昨年5月、キャンプ場をさらに立派に作ることを教え、何回もキャンプ場を訪れました。5月2日にはソンドウォン国際少年団キャンプ場の竣工式に臨席して一日中を子供たちと共に過ごしました。そして、サッカー試合も観戦し、有名なモランボン楽団の祝賀公演、花火の打ち上げも子供たちと共に観ました。

金正恩元帥の配慮の中、5月10日、今年初のキャンプが始まりました。朝鮮の子供だけでなく、世界各国の子供たちもここソンドウォンで友好の情を分かち合うことになるでしょう。

世界の子供たちよ、ようこそ。

ソンドウォンは子供たちを待っていますよ。