ルンラ島に溢れる笑い声

ルンラ島に溢れる笑い声

テドン川*1の中州、ルンラ島*2にあるルンラ人民公園*3に、真冬の寒さを吹き飛ばしながら人民の幸せそうな笑い声が溢れています。公園には笑いの家と鏡の家がありますが、多くの来客で賑わっています。

職員のパク・チンヒョクさんのお話です。

「サービスの環境がいかに立派につくられたとしても、その更新に趣向を凝らさなければ、お客さんの興味を引きません。このたび、創作家の協力を得て、笑いの家の電子ミラーにバーチャル・リアリティ技術を導入し、お客さんに楽しい体験になるよう色々と工夫しました」

笑いの家で、来客はアニメのキャラクターになったり、神秘な自然の世界へ誘われたりします。電子ミラーに映った自分の滑稽な姿に腹を抱えて笑いこけます。お馴染みのアニメの主人公たちと対面して、話も交わせる鏡の家でも、来客の笑い声は止みません。

鏡の中で来客は、メルヘンの世界にタイムスリップしたようなスリルと、一瞬にしてそこから抜け出る快感を味わいます。

楽しい憩いのひと時の喜びを満喫する来客の幸せな姿に、ここの従業員はこの上ない誇りを感じています。

（文化―くらし）