モンゴル種の馬

贈り物　モンゴル種の馬

この馬は、偉大な金正日総書記にチュチェ96年（2007）7月、ナンバリン・エンフバヤル*1元モンゴル大統領から贈られたものです。

大統領は、モンゴルで昔から幸運と祝福のシンボルとされる数字「8」を象徴して、8頭のモンゴル種の馬を用意しました。

この馬の毛色は黄色を帯びた茶色で、体が小さい割りにがっしりしているのが特徴です。また長い額と大きい耳、短い首、低い肩高のこの馬の脚と足首は、大草原で生息するのに相応しく太く丈夫で、鬣と尾の毛は他の種の馬より密生しています。最大体長は2.2メートル程で、寿命は20～25年程です。生まれて7年ほど過ぎると体重が350～360キログラムになり、この時から子を産む事が可能です。

モンゴル種の馬は臆病で用心深く、聴覚と嗅覚が非常に発達しています。また自然放牧地で野生的に育つので、不利な環境の中でも生活力が強く、長距離を走っても倒れないといいます。

贈り物には、世界の自主化偉業に大きな功績を残した偉大な金正日総書記への、大統領の敬慕の念が籠められています。

（世界と朝鮮）