ポピョン革命史跡地

葡坪革命史跡地

共和国北部のアムノク川*1に面したポピョン*2という所に偉大な金日成主席にゆかりのある革命史跡地があります。ポピョン革命史跡地には、幼い歳でアムノク川を渡り、国の解放の歴史的偉業を成しとげた金日成主席の不滅の革命業績と人民の自由と解放のための聖なる偉業に全てを尽くした主席の一家の貴い足跡が刻まれています。

金日成主席は中国東北地方で革命活動を行っていた父のキム・ヒョンジク先生の意志どおり、朝鮮に帰って勉強する決心をし、満11歳に満たない幼い歳でアムノク川を渡って「学びの千里の道」を歩きました。朝鮮の10里が日本の1里に当たりますので、この千里は百里、400キロの道のりです。

肌を刺すような寒さが続く道程のうち、半分以上は無人地帯も同然で真昼にも獣が現れる険しい山道でした。一日中、越えなければならない峰もあれば、いくら越えても果てしなく続く峠もありました。しかし、主席は、一枚の地図だけを頼りに、ためらうことなくこの道に旅立ちました。

主席はその時の胆力、不屈の信念と決死の覚悟で「解放の千里の道」にも旅立ちました。父が再び日帝に逮捕されたということを知った主席は13歳で朝鮮が独立しなければ二度と帰って来ないと固く決心してアムノク川を渡りました。

父の仇、朝鮮民族の仇を討つために命を賭して闘う決心を胸に、「解放の千里の道」を歩いて主席がここポピョンの渡し場に着いたのは、チュチェ14年、1925年2月3日でした。

その時、主席は愛する祖国のしるしとなる小石を一つ拾って、「アムノク川の歌」を歌いながら氷の張った川を渡りました。アムノク川を渡る時、主席は熱い祖国愛と必ず国を解放する不屈の誓いに燃えていました。

ポピョン革命史跡地は、国と人民のために生涯のすべてを尽くした金日成主席の不滅の業績を末永く伝えるでしょう。