ポトン川の文化施設

普通川の文化施設

ピョンヤンの風光明媚なポトン川*1の辺には市民向けの施設が多くあります。ヘルスセンター・チャングァンウォン*2とアイススケートセンターもその中の一つです。これらの施設は、偉大な金正日総書記の熱い人民愛を今に伝えています。

チャングァンウォンの主任技師ク・ジョンチョルさんのお話です。

「チュチェ68（1979）年4月のある日、ポトン川の辺に赴い た金正日総書記は今のチャングァンウォンの位置するところで随員たちに、浴場の用地としてこれぐらいなら広いと言える、位置も結構だと言いました。この場所は総書記が前々から目を付けていたところでした。総書記は浴場の設計図を見て、その位置をここポトン川の辺に見立てました。数日後、金正日総書記はある建物の屋上からポトン川の辺の広い敷地を俯瞰し、本当にもってこいの場所だ、私は前々からあそこに何を建てたらよいものか色々と考えたが、金日成主席が久しい前から構想を練っていた浴場を建てることにしたと言いました。この熱い人民愛により、国の解放前、恨みの代名詞となっていたここポトン川の辺に現代的なヘルスセンターが建てられたのです」

チャングァンウォンには大衆浴場、個人風呂などがあり、理髪店、美容院、マッサージ室、プール、遊泳場、そして、水の浄化施設も充実しています。チャングァンウォンと向かい合っているアイススケートセンターにも総書記の熱い人民愛が及んでいます。

建設を控えたある日、金正日総書記は関係者にアイススケートセンターは人民が利用するところなのに、その人民の意見を聞かないまま工事を始めるわけにはいかないとし、設計どおりに模型を作って人民の意見を聞いてみようと言いました。こうして実物大が分かるよう大きな気球が上げられ、広範な人民の声を聞くことになりました。

数日後、見る人誰もが建物の輪郭もよく、高さもほどよく位置もよいと言っているとの話を聞いた総書記は人民が喜ぶならそれまでだと言って、明るく微笑みました。そして、これから工事を本格的に推進しよう、建築芸術に対する人民の要求水準が日増しに高まるので、それを基準にしてアイススケートセンターを最高のレベルで建設しようと言いました。

人民の要求を基準にしてアイススケートセンターを最高のレベルで！

関係者たちは、人民の要求は即ち全ての活動の基準になると言う金正日総書記の熱い人民愛に深く感動しました。