ソンドウォン

松涛園

ソンドウォン*1は朝鮮の東海岸の景勝地です。白い砂浜と青い松林、それに赤いハマナスの花、海面の上を飛び交うカモメの群れ、これが一つにとけあって、一幅の絵を見るようです。

ソンドウォンには、幅40ないし100メートル、長さ2.7キロメートルの白い砂浜が海辺に帯状に伸びています。そのそばには青々と茂る松林がありますが、地元の住民はこの松林こそソンドウォンの自慢だと言っています。

この松林は700年前に浜風と砂の移動を防ぐため植えられたと言われていますが、ソンドウォンと言う名もこの松林に由来するものです。ソンドウォンは、松に波涛の涛、園の園と書きます。

ソンドウォンは景色が美しく、海が穏やかで、海水の温度も適切で、昔から朝鮮だけでなく、世界的にも海水浴場として有名です。ソンドウォンには海水浴場と国際少年団キャップ場などリゾート施設が充実しています。

毎年、多くの人たちがここソンドウォンを訪れ、憩いの一時を送っています。