クイズ 2023.11.17

解答：朝鮮の国歌と国号について

朝鮮の国歌

姜成姫（カン・ソンヒ、カン・ソニ）：朝鮮民主主義人民共和国の国歌は『愛国歌*1』です。『愛国歌』はチュチェ36年（1947）に創作されました。詩人の朴世永*2さんが歌詞を書き、金元均*3さんが曲を付けました。歌詞は次の通りです。

1番「朝は輝け大地、黄金の恵み溢れ、三千里麗し祖国、五千年の歴史と煌めく文化育てし、人民のこの栄光全て捧げ、この地永久（とわ）に守らん」
2番「白頭の精気（世紀）告げる（継げる）、勤労の聖なる気性、真理で固めし心、世界に先駆けん、力怒涛と湧きて人民の建てし国ぞ、富み溢れるこの地、永久に栄えよ、力怒涛と湧きて人民の建てし国ぞ、富み溢れるこの地、永久に栄えよ」

1番の歌詞には鮮やかな朝の国・アジアの文明国として燦然たる文化と豊かな資源を誇る朝鮮の5000年の歴史と、同じ国土で同じ血筋を引いた民族の叡智・強い精神が脈打っています。

2番は偉大な金日成主席の周りに固く結集した団結力と底知れない創造力で、朝鮮を世界に燦然と光を放つ強国に打ち建てようとの人民皆の遺志を歌い上げています。

このように『愛国歌』には共和国の性格と国家建設の目標、人民の志向と願いが完全無欠に反映されています。

国歌の創作を発案し精力的に導いて国宝の名曲に完成させたのは建国の父である金日成主席です。朝鮮人民は大事な祖国への限りない誇りと愛情、心身共に捧げて国を末永く輝かせる熱意を込めて『愛国歌』を愛唱しています。

朝鮮の国号

朝鮮の国号は『朝鮮民主主義人民共和国』です。

国号の『朝鮮』は昔から太陽が昇る朝の国という意味で、朝鮮と呼ばれたこの国の5000年の悠久な歴史と共に初めて自主独立国の尊厳を持つ新しい朝鮮という意味を表わしています。

国号の『民主主義』は朝鮮革命の性格を反映しています。朝鮮人民が目指す進歩的な民主主義は、国の主人である人民大衆に自由を幸福をもたらす事を求める朝鮮人民皆の願いを正確に反映した真の民主主義です。

国号の『人民』には人民が主人となった国という深い意味が込められています。人民が全てのものの真の主人となった人民大衆中心の国が建てられ、朝鮮人民は歴史の主体に国の主人になっただけでなく国号にも人民という表現を入れる事が出来ました。人民の2文字は朝鮮の国号の中核とも言えます。

『民主主義人民共和国』は国家形態を集大成しています。民主主義人民共和国は国家の最高権力を労働者・農民をはじめ各階層の広範な人民大衆の意思を代表する代議制機関に集中させ、一切の国家権力をあくまで民主的な方式で実現出来る最も正しい国家建設の形態で、これには労働者階級と農民をはじめ各階層の広範な人民大衆を国の真の主人にし広範な人民大衆に奉仕する民主主義国家に建設すべきだという深い意味が込められています。

今、朝鮮の国号は敬愛する金正恩総書記の指導の下に世界に国威を遺憾無く発揚する社会主義朝鮮の国号として人民皆に愛され信頼されています。

（レクリエーション、視聴者と共に―クイズ）