もっと多くの汗を

もっと多くの汗を！

共和国では秋になると、国土を一層立派にしようとの動きが何時になく活発になっています。ピョンヤン市*1ポトンガン区域*2の住民たちもポトン川*3一帯と道路、町をもっと美しくするためこぞって立ち上がりました。

区域の役員たちは秋の緑化計画を綿密に立てて実行しました。区域の育苗場では新種の芝を始め色々な地被植物が青々と育っています。これらの芝は町の各所に植えられ、区域全般の景色を一層際立たせています。

公園と道路のリニューアルまたは新設にも励んでいますが、ポトンガン・スポーツ公園を作るため数十万立方の泥の処理に住民皆が取り組みました。

「もっと多くの汗を！」

皆がこう思いました。

晩秋の冷たい風が吹く中、昼夜を分かたず泥を運び出す人々の額から汗が流れ落ちました。こうしてミニ・ゴルフ、バレーボール、バスケットボール、テニスなど色々なスポーツが出来るよう立派に作りました。歩道ブロックも一つ一つ真心込めて敷き、芝と花も丹念に植えました。

10日余りで立派なスポーツ公園が出来上がりました。この他、リュギョンという公園と各所の小規模公園も素晴らしくなりました。

ポトン川のクムランという島には地形に合わせて小規模な動物園を作りましたが、まるでお伽話に出て来るようなものです。ここを訪れる若いカップルのささやきも、年寄りたちの優しい話もこのポトン川の話でしょう。ポトン川のオモニという島も小さな公園のようにその姿を一新しました。

ウンハ地区の古い道路は非の打ち所がないように改修され、鉄道沿線の数千メートルの仕切りと数万平方メートルの緑地も見事に作られました。

この日々に住民たちが流した汗はどれだけだったでしょう。一滴、一滴の汗は微々たるものですが、自分が住み、親しい隣人たちが住む町を一層素晴らしいものにしようとの愛国の心にじむ汗なので、宝石のように輝いているのです。

ピョンヤン市ポトンガン区域人民委員会のリャン・テファン副委員長のお話です。

「実際、色々な難関が立ちはだかり、くたびれる時もありました。しかし、完成してみると誇りで胸が一杯になりましてね。それは、人民にもっと素晴らしい生活環境をとの敬愛する金正恩元帥の崇高な意にのっとり、微力ながらも尽くしたと言う誇り、自分の手、自分の力で自分の町、ポトン川のほとりを見違えるほどに作ったという誇りですね。区域の皆は、これからも愛国の一念で国土管理に励む決心を固めています、はい」