すべての部門のバランスの取れた同時発展
姜成姫(カン・ソンヒ、カン・ソニ):社会全般を同時に発展させるべきだというのは朝鮮労働党の発展に対する観点です。朝鮮が目指す国家の発展は特定の部門や分野の発展だけを意味するものではありません。国の全ての部門は有機的に結び付けられています。
朝鮮式社会主義の全面的発展といいますと、それは一言で言って社会主義建設の全ての分野と国の全ての地域、人民経済の各部門のバランスの取れた同時発展を意味します。『特定の部門が100メートル先んずるより全般が手を取り合って同時に10メートル前進するのがもっと重要だ』、正にこれが朝鮮労働党の意図する処です。
全ての部門のバランスの取れた同時発展は社会全般を同時に発展させ人民生活を安定・向上させる為の必須の条件です。社会主義偉業は国家建設の全ての分野を強国のそれらしくつくる過程を通じて完成します。特定の分野や部門での成果だけを重視し全ての分野と部門を同時に発展させない場合、連鎖的なチェーンを成す各部門の間にアンバランスが生じます。
朝鮮労働党は人民経済の各部門で『追い着け、追い越せ、見習い運動』を力強く展開してバランスの取れた発展を遂げ、文化建設を発展させて人々が物質の面だけでなく精神・道徳と文化の面でも健全で豊かな生活を享受するようにしています。そして全ての道・市・郡を同時に発展させて労働者と農民、工業と農業、都市と農村の差を抜本的に無くす為の全ての条件を作っています。
社会主義建設の全ての分野と人民経済の各部門のバランスの取れた同時発展を遂げるのは、国家の発展の潜在力を一段と増大させ人民により改善された生活条件と環境を提供する為のものです。
(政治―政策)
2023.11.25 サイト音声の聞き書き