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ピョンヤンにあるマンギョンデ革命史跡地総合商店は「果物の園」とも呼ばれています。それは、構内に数百本の果物の木があるからです。杏や柿、棗、キウイフルーツ、葡萄など、その種類も30種を超えます。
従業員は朝夕、水をやり、暇さえあれば枝の剪定をするなど、丹精して木々を育てています。春には花の香り、秋には果物の香りが構内に満ち溢れ、従業員みなが果物の木の栽培を楽しみに、たがえられない日課とみなしています。
今は誰もが果物の木について専門家顔負けの知識を持っていると自負し、知らないことが多くて困っていた栽培初期のことも笑いの中、思い起こしています。商店では毎年、6月中旬から実の収穫を始めますが、それは10月末まで続き、年に4トンぐらい収穫するとのことです。
豊かな情緒を与え、収穫の喜びを満喫させるここの人たちのユニークな日課です。
（文化―くらし）
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