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社会科学院の金日成・金正日主義研究所の研究者、教授、博士、キム・ヒョクモさんのお話しです。
「人間は意識性を持つ存在、意識的な社会的存在です。意識性は人間が意識の調整・統制の下、目的意識的に活動する事で表現されます。意識は人間の肉体機関の中で最も発達した機関である脳髄の高級な機能です。内容から見ますと思想意識と知識に大別されます。知識は物事の本質とその運動と発展の合法則性を反映した意識で、思想意識は人間の要求と利害関係を反映した意識です。思想意識は人間の価値と品格、人間の全ての活動を規定します。
何よりも思想意識は人間の価値と品格を規定する決定的要因です。
人間の価値と品格を評価する主な象徴は人間の生活の目的が何でその為にどうするべきか、またその実現の為の人間の能力はどうなのかという事で、正にこれは思想意識によって規定されます。人間はどんな思想意識を持っているかによって社会と集団の利益の為に全てを尽くす気高い品格の持ち主になる事も、またこれとは反対に故人の安逸と享楽のみを追及し社会と集団の為に何の役にも立たない人間にも成りかねません。
次に思想意識は人間の全ての活動を規定する決定的要因です。
人間の活動は目的を正しく定め正しい方向付ける時、そして揺るぎ無い信念と強い意思・頑強な闘争力を発揮する時、成功裏に行なわれます。人間の活動の目的が何でどの方向でどんな強い意志と闘争力を発揮して積極的に活動するかというのは、人間の要求と利害関係を反映した思想意識によって決まります。
朝鮮労働党が常に革命と建設で人間の思想が基本で思想意識が全てを決定するという思想論を重視し、思想論を堅持して人民大衆の思想に働きかける方法で革命と建設での諸問題を解決しているのは、正にその為です」
（政策）
