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歴史に記される出来事でいっぱいの2012年もくれようとしています。2012年は朝鮮人民がさらに大きな幸せ目指して力強く進んだ年でした。ピョンヤンが文化的な近代都市としてその姿をさらに一新し、人々の笑い声絶えないところとなりました。
都心のマンスデ*1地区に人民の理想が実現したニュータウン・チャンジョン通り*2が新築されました。ひとつの大きな都市を思わせるこのニュータウンにさまざまな形の住宅が林立しました。5階から45階まで、3LDK、4LDKの数千個の住宅に労働者と事務員が住んでいます。
新居入りの喜びに満ちていた今年6月、朝鮮の声のホームページに一人のおばあさんの声が載りましたが、その声をもう一度聞いてみましょう。
「もともと一間暮らしをしていましたが、嫁を貰ってみると、2DKぐらいはあってほしい、という思いが無くはありませんでした。ところが国でこのように広々とした3LDKの住宅をくれました。ただで、それに家具まで揃ってです。身に余るご恩にどう報いれば良いか分かりません。壁に触ったり、床に触ったりして喜びの涙を流している私です。国からこんなに大きな家をもらって、ありがたい、ありがたいと思っているだけです」
実際はこれぐらいの住宅を使うには多額のお金を払わなければならないというのが世界周知のことです。しかし、共和国ではただで、このような住宅が人々にあてがわれています。それで新しい住宅に身を構えた普通の教員、労働者が生活の喜びをこれほどまでに深く感じているのです。
このチャンジョン通りにはキョンサン託児所とキョンサン幼稚園、チャンジョン小学校などが立派に建てられました。その中のキョンサン幼稚園だけを見ましても、グラウンドは遊び盛りの子供たちが怪我でもしてはと、円形の緑地からなっています。そして、勉強する所と知能遊びのところ、廊下と天井などすべてのところが童心にあうようかわいらしく、又、就学前教育が行われるところにふさわしく見事に飾り付けられています。
ここで子供たちは思う存分学び、歌を歌い、遊戯を楽しんでいます。チャンジョン通りには建築様式と内部の施設どれもがユニークでありながら完全無欠を誇る人民劇場が新築され、人民の文化生活に役立っています。
ヘマジ、日の出という意味のこのヘマジ食堂を始めレストランと商店、浴場と理容店など各種サービス施設も丁度良く配置され、人々の便宜を図っています。
人民の理想が実現した社会主義文明国の姿は今年7月にオープンしたルンラ人民公園*3にも映えています。広々とした敷地を占め、イルカ館と遊泳場、乗り物などのいろいろなエリアからなるユニークな遊園地。
この11月、プクチャン郡*4から来たリ・ボクニョさんのお話を聞いてみましょう。
「テレビを見てピョンヤンのものは本当にいいな、とばかり思っていましたが、いざ、このように来てみると、ただただうれしい、うれしいの一言、まるで童心に返ったようです」
この10月にはマンギョンデ遊園地*5とテソンサン遊園地*6がリニューアルされ、人々を喜ばせています。
テドン川*7の辺に建てられたヘルスセンター・リュギョンウォンと人民野外スケート場、ローラースケート場、トンイル街*8の運動センターで心身ともにリラックスした青少年と勤労者の喜びいっぱいの声。
「気分爽快ですね、治療にもなり、頭もすっきりしてとてもいいですね」
「すばらしい。もう少し若かったらスケートで走ってみたいぐらいです。見ただけで10年は若返るようですね」
「心配がなくはありませんでしたが、係りの人が基礎動作から始めて乗り方まで一つ一つ教えてくれるのでどんなに良いかわかりません」
ピョンヤンだけでなく、ウォンサン*9の風光明媚な海辺に海岸遊園地が築かれ、各地に住宅と文化生活の場が作られました。
朝鮮人民の前途はいっそうばら色に輝く、ということです。
