ピョンヤンに人民生活に役立つ各種プラスチック製品を生産する工場があります。チュチェ59(1970)年10月に操業したラクラン戦傷栄誉軍人プラスチック日用品工場*1です。
操業当時はいくつかの製品だけを作っていました。戦勝栄誉軍人を始め従業員は、日を追って増えるばかりの国の配慮に少しでも報いる思いで、社会主義経済建設と人民生活の向上に実際に役立つ日用品の生産に力を入れてきました。そして毎年、製品の種類も増やしました。
偉大な金正日総書記は金日成主席の意図どおり、戦傷栄誉軍人の労働生活の改善に深い関心を寄せました。総書記は発展する時代にふさわしく工場を改築するよう必要なすべてを保障してやりました。今、工場は成型から印刷、分節、継ぎ合わせなどすべての生産工程が整えられた工場になりました。
工場の主任技師カン・ソンピルさんのお話です。
「操業当時はわずか数種類しか生産できなかった工場ですが、今は100種以上の製品を生産しています。これを見ても工場の発展ぶりがわかるだろうと思います」
工場では、各種サイズの容器と様々な用途のパイプ、農業用ビニールフィルム、食品包装材、使い捨ての弁当箱とコップなどを生産しています。チュチェ100(2011)年10月、リニューアルされた工場を訪れた金正日総書記は、労働者の作業条件を見計らい、生活に少しの不便もないよう細かく気を配りました。
そして、クリーンな作業場で大量に生産される各種日用品を見て満足の意を表しました。また、人民の生活に少しでも役立ちたいという熱い思いで生産に励んでいる戦傷栄誉軍人の精神を高く評価しました。
主任技師さん、どうですか。
「そうですね、私たちが収めた成果は金正日総書記の大いなる信頼と配慮に比べれば自慢できるほどのものではありません。社会的に見ても私たち戦傷栄誉軍人は格別優遇されているじゃありませんか。満足に思えるほどのことはまだないと思います。人々の好みとニーズに合わせて日用品をより多く生産し、また、品質も最高レベルに引き上げるつもりです」
ラクラン戦傷栄誉軍人プラスチック日用品工場はこれからも社会主義建設と人民生活の向上に大いに役立つことでしょう。