短波放送「朝鮮の声」より

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250530夕方の放送、9650kHzで受信

  • 2025.05.29 -- 250529夕方の放送、9650kHz、11865kHzで受信
  • 2025.05.28 -- 250528夕方の放送、9650kHzで受信
  • 2025.05.27 -- 250527夕方の放送、11865kHzで受信
  • 2025.05.26 -- 250526夕方の放送、11865kHzで受信
  • 2025.05.25 -- 250525夕方の放送、11865kHzで受信
  • 2025.05.24 -- 250524夕方の放送、11865kHzで受信

※ラジオで放送されたがサイト上に掲載して無いものが多くなった
※再放送ばかり
※崔鐘日は動静不明


全国的な田植えの実績が日程計画の1.2倍、成果拡大

全ての農業部門の活動家と勤労者、支援者の愛国熱意が高揚する中、全国的な田植えの実績は日程計画より1.2倍に上がり、その成果は引き続き拡大されている。黄海南道の康翎郡、安岳郡、信川郡がトラクター、田植え機の稼働率を引き上げ、栄養冷床苗用の田植え機を利用することで作業実績が60%ラインを越えた。栄養冷床苗の導入面積を80%以上に増やした平安南道が、田植えに人員と手段を総動員して平城市、价川市、成川郡、北倉郡をはじめとする7の市・郡とほぼ100の農場、410余の作業班が田植えを完了した。平安北道の定州市、宣川郡、球場郡の農業勤労者は、活着率を高めるのに中心を置いて田植えを念入りに行っている。現実でその優越性が実証された温室での稲の苗栽培方法をはじめとする先進的な営農方法を取り入れた平壌市の万景台区域、寺洞区域、力浦区域、楽浪区域、江東郡が田植えを日程より繰り上げて終えた。黄海北道、咸鏡南道、江原道、開城市などの農場も、一坪当たりの株数と一株当りの本数を守りながら田野ごとで田植えを行っている。
【平壌5月30日発 朝鮮中央通信】

甕津のアシを地方工業の原料に利用するための活動 黄海南道

黄海南道が甕津のアシを地方工業の原料として利用するための活動を行っている。近代的な地方工業工場が次々と立ち上がるのに合わせて同道は、経済的効率が大きい甕津のアシに対する研究と栽培に関心を払った。各種の建材品と葡萄糖、酵母、生物農薬、肥料などの生産原料にだけでなく、根の薬用価値も大きい甕津のアシは、科学技術の発展とともにその利用分野が拡大している。同道は、各級工場、企業が速く育ち、洪水と干ばつにもよく耐え、大きな収量を上げられる甕津のアシを生産活動に導入するための活動を強めた。幹部らは、合理的な栽培および利用方法を普及、一般化する活動を行っている。道内の幹部と科学者、技術者は、優良品種の種子確保と一ヘクタール当たりの生産量を増やすための技術上の問題の解決に力を入れている。
【平壌5月30日発 朝鮮中央通信】

アロエ生理活性剤

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国家科学院先端科学技術交流所が開発したアロエ生理活性剤が人々の好評を得ている。アロエ生理活性剤にはアロエ、サボテン、人参、レイシ、ヤドリギから抽出したオリゴ糖と毒性の全くない還元型ポリフェノール置換化合物がバランスよく含まれている。先端食品加工技術が導入された同活性剤は、世界的にも認められている抗癌剤の治療効果をしのぐ癌治療薬で、現在、医学界の大きな関心を集めている。主開発者の博士リ・サンチョルさんは、同活性剤は数十年間、癌に対する研究を深める過程に開発した機能性抗酸化食品であると言っている。長い間、癌性疾患患者を相手に臨床実験を行った結果、同活性剤をもって脳癌と膵臓癌、喉頭癌、食道癌をはじめ末期癌患者を円滑に治癒させることができるというのが確認された。現在、黄海北道勝湖郡在住のカン・ヨンマン(47歳)さんは、私は2016年4月に胃癌手術を受けた、そのとき、多くの人たちは私が蘇生できるとは思わなかった、ところが、アロエ生理活性剤を使用して1年後には病状が好転し、工場に出勤している、と言っている。一方、消化不良、結核、肝硬変、肝腹水、糖尿病、胃炎、膵臓炎、肝炎などを長い間患っている患者の話によると、同活性剤は人体の免疫機能を高めるだけでなく、回復期日もずっと早めるという。アロエ生理活性剤は2021年に特許を受けた。
コ・ジンチョル
(Naenara 2025.05.29)

高質シャモット耐火煉瓦の生産に成功、生産工程を確立 長山鉱山

長山鉱山(平安南道)が、大型トンネル式焼成による高質シャモット耐火煉瓦の生産に成功した。新しく確立した高質シャモット耐火煉瓦生産工程は、100%われわれの技術と設備、原料に依拠している。黄海製鉄連合企業所(黄海北道)をはじめとする複数の単位が高質シャモット耐火煉瓦を利用してみたところ、従来に比べて焼成炉補修周期が増えるということが実践的に実証された。高質シャモット耐火煉瓦は金属工業部門だけでなく、化学工業部門をはじめ炉体を運用する単位で利用できるという。同鉱山は、収められた成果に基づいて新しい耐火物を自力で作り出す目標を立て、技術革新活動に拍車をかけている。
【平壌5月29日発 朝鮮中央通信】

アワヨトウによる農作物被害防止活動を展開 各地の農村

最近、わが国の一部の地域で気流に乗って移動しているアワヨトウが小麦、大麦、トウモロコシの畑に被害を与える恐れがあることを受けて、各地の農村で被害防止活動が展開されている。平安南道の徳川市と文徳郡の各農村が小麦・大麦の畑とトウモロコシ畑に監視所を設け、殺虫剤の確保をはじめ必要な措置を取っており、粛川郡はアワヨトウの発生根源、駆除方法を農場員に知らせて被害防止活動にみんなが参加するようにしている。黄海北道黄州郡も、農場員を働きかけて小麦、大麦とトウモロコシの畑の枯れ葉取りと草取りを行うとともに、幼虫の発生を未然に防ぐのに力を入れている。南浦市温泉郡は、農薬を散布し、成虫が生存しうる空間を探して対策を立てるようにしている。江原道の文川市と安辺郡をはじめとする各地の農業部門の活動家と勤労者も、科学技術に依拠して病害虫の予察を責任を持って行っている。
【平壌5月29日発 朝鮮中央通信】

乳加工設備を増設、より多くの乳製品を生産 咸鏡北道

咸鏡北道が、乳製品の生産を増やすことに大きな力を入れている。同道は、今年、昨年より多くの乳製品を生産する目標に立てたことに合わせて乳加工設備を増設し、ヤギの頭数をそれに応じて十分に確保するなど、いろいろな実務的な措置を取った。道内の各乳製品生産単位は、増設された設備を利用して以前より多くの乳製品を生産している。
【平壌5月28日発 朝鮮中央通信】


特に政治的な意図はない。一時期ブームになった北朝鮮。律動体操や女性アナウンサーなどは面白いといえば面白かったけど、決してそれだけではない国、北朝鮮。現地に行くことは出来ないので、2012年から短波放送の受信を記録してみる。「朝鮮の声」の Webサイトに放送の内容が文書化されていたので、それも保存してみる。ものすごく不安定で使いにくいサイトだったので全部は収集できなかった。また、放送はされたが文書化されていないもの、文書化されてはいるが放送されなかったものも多数ある。画像も保存していたが不注意で消してしまった。これからは注意する。北朝鮮といえば「無慈悲」が一般的になっているが、短波放送では「情け容赦無い」がよく使われている。

基本的に文章はそのままにしているので、「て・に・を・は」がおかしい箇所がある。よほどひどい場合は直している。サイト上の文章は、たまに「ファンヘ北道」や「ファンヘ南道」のカタカナの「ヘ」が平仮名の「へ」になっていて検索にかからないので直した(直し忘れもある)。ローマ字や数字も半角にした。

※朝鮮語ではどうなのかは知らないが、どうしても先代の「国防委員長」という肩書は格が落ちたような感じがする。主席、総書記、元帥でよかったと思うけど。長いし。


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Last-modified: 2025-05-30 (金) 21:45:12