#author("2017-03-13T17:22:33+09:00","default:pop hok","pop hok")
*外国訪問の道で会った昔の戦友 [#kf9bbf69]
偉大な金日成主席がチュチェ73（1984）年5月、旧ソ連を訪問した時のことです。金日成主席はノボシビルスクで旧ソ連軍将校だった''ノビチェンコ''&note{ノビチェンコ:1946年、昭和21年3月、金日成に対する手榴弾テロ未遂事件が平壌駅前集会で起こった。ソ連占領軍司令部の幹部と北朝鮮臨時人民委員会幹部がすべて顔をそろえたこの集会の最中に、演壇に向かって手榴弾が投げつけられた。集会警備にあたっていたノビチェンコ少尉がその手榴弾を拾い上げ、投げ返そうとしたとたんに爆発した。会場で手榴弾を投げつけたのは、北に渡ってきた金亨集（キムヒョンジブ）という十八歳の少年だったのである。彼は大韓民国臨時政府幹部．申翼煕（シンイツキ）が組織した白衣社という秘密結社の行動隊員だった。申翼煕は45年12月末に中国からソウルに帰還すると、臨政幹部の支援を受けて白衣社という反共右派秘密結社を結成した。この白衣社の行動隊員三人が金日成を暗殺の標的として平壌に潜入し、決行したのである。金亨集は後に逮捕され、さんざんに拷問を受けてからシベリア流刑となったが、のちにその地で処刑されたという。金日成暗殺に失敗した白衣社の行動隊員たちは、満州派（パルチザン派）の中心人物である崔庸健と金策の自宅にも爆弾を投げつけたが、成功しなかった。しかし、朝鮮民主党委員長だった康良（カンヤンウク）牧師の自宅に投げた爆弾はその場で爆発し、牧師の息子と娘の命を奪った。'''（ネット上の記事）'''};さんに会いました。この日の感激的な対面には胸の温まる話が秘められています。

国際主義戦士であるノビチェンコさんは、旧ソ連軍の将校として第2次大戦に参戦し、朝鮮解放作戦にも加わりました。ノビチェンコさんはチュチェ35（1946）年3月1日、共和国のピョンヤン駅前広場で行われた''3月1日人民蜂起27周年記念行事''に参加しました。記念行事で金日成主席は、群衆の熱狂的な歓呼の中、演説を行いました。

この時、突然、手りゅう弾が幹部壇に向かって投げ込まれました。記念行事を破綻させようとしたアメリカと反動勢力の陰謀によるものでした。危機一髪の瞬間、ノビチェンコさんは爆発寸前の手りゅう弾を掴み取り、ためらうことなく自分の体で覆いました。爆音と共に、ノビチェンコさんは重傷を負い、意識不明となりました。九死に一生を得て命は取り留めたものの、片手を失いました。

その後、金日成主席と朝鮮人民の深い配慮によって健康を回復したノビチェンコさんは帰国しました。あれから数十年が経った後も、金日成主席はノビチェンコさんを忘れていませんでした。主席は折に触れて、当時のことを思い起こし、ノビチェンコさんを国際主義戦士として高く評価しました。

そして、旧ソ連を訪問する多忙な中にもノビチェンコさんに会うため、関係者に任務を与えました。外国訪問の道でノビチェンコさんに会った主席は熱く抱きしめ、昔の戦友に会って嬉しい、その間、元気だったのか、そして暮らし向きはどうなのかをつぶさに聞きました。主席は、家族のみなと一緒に訪朝して欲しい、朝鮮人民はノビチェンコさんを恩人、戦友、同志として心から歓迎するだろうと言いました。

二ヵ月後、ノビチェンコさんは訪朝することになりました。金日成主席はノビチェンコさんを貴賓として熱く迎えいれました。ノビチェンコさんのために催された宴会で、主席は、ノビチェンコさんが立てた英雄的な偉勲を朝鮮人民みなは永遠に忘れられない、朝鮮にはノビチェンコさんが流した血がそのまま染みている、私の名でノビチェンコさんを熱く歓迎すると言いました。

国際主義戦士ノビチェンコさんは、最も崇高な道徳的信義の持ち主である金日成主席と金正日総書記の熱い恩情の中、幸せな余生を送りました。
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RIGHT:'''2015年の記事'''
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