![[PukiWiki]](image/pukiwiki.png "[PukiWiki]")
チュチェ34（1945）年8月15日、朝鮮は40年以上の日本帝国主義の植民地支配にピリオドを打ち、解放の歴史的偉業を実現しました。朝鮮人民の悲願を叶えてくれたのは不世出の愛国者金日成大元帥でした。
20世紀の初め、日帝は朝鮮を占領し、歴史にかつてない過酷な植民地支配を実施しました。1920年代の中ごろ、偉大な金日成主席は10代の幼い時に国の解放の大志を抱いて革命の道に立ちました。主席はまず、広範な大衆を啓蒙させて組織に結集しました。
チュチェ15（1926）年10月17日、朝鮮で初めての新しいタイプの革命組織である打倒帝国主義同盟を結成し、ついで「セナル少年同盟」、「反日婦女会」、「反帝青年同盟」などの革命組織を次々と結成して、各階層の大衆を結束させました。
しっかりした大衆的基盤に基づいて日帝との大戦を宣言した金日成主席はチュチェ21（1932）年4月25日、反日人民遊撃隊を創建しました。抗日武装闘争は言葉と文字では言い表せないほど厳しい環境で行われました。
領土と主権がなく、正規軍の支援もない状況の下で完全武装した強大な侵略軍と戦わなければなりませんでした。しかし、いかなることがあっても必ず日帝を打ち倒して奪われた国を取り戻さなければならない決死の戦いでした。
チュチェ24（1935）年1月、反日人民遊撃隊が中国東北地方の北満州への遠征から帰ってくる途中に作られた不朽の名作「反日戦歌」は厳しかった朝鮮革命の道のりを今に伝えています。
朝鮮革命博物館の功労解説係の称号を受けたオム・スンシルさんのお話です。
「世の中にいろいろな歌がたくさんありますが、不朽の名作「反日戦歌」のように厳しい試練の中で生まれた歌はありません。当時、金日成主席は傷寒に襲われて倒れ、周りには16人の隊員しか残っていませんでした。しかもみなが入隊したばかりで、朝鮮革命がここで終わるのか、それとも生き続けるかという厳しい時に主席は国と人民を思い、国の解放を思いました。それで主席は革命家の意志を持って自分の信念を一遍の歌詞で表しましたが、それが不朽の名作『反日戦歌』です」
氷点下40度の酷寒の中で、行く先はまだ遠く、日帝軍は四方から包囲網を縮めていました。朝鮮革命がこのままこの密林で終わるのか、それとも生き伸びて革命運動を続けるかと言う岐路に立たされた時、金日成主席は「反日戦歌」を歌いながら、意志を固くしました。
このように朝鮮革命はペクトゥ山の山並みとアムノク川の流れを血に染めて国の解放の歴史的偉業を成し遂げました。チュチェ34（1945）年8月15日、金日成主席は日帝を打ち倒して国を解放しました。朝鮮人民は主席の不滅の業績を末永く伝えるためにピョンヤンに凱旋門を建てました。
朝鮮人民は国を解放して凱旋した金日成主席を民族の英雄、不世出の愛国者として熱烈に歓迎しました。
チュチェ34年、1945年10月14日、当時、ピョンヤンの公設運動場で主席を迎えた朝鮮人民の感激と喜びは限りないものでした。我先にと運動場に詰め掛けた人々は感激の涙を流し、「金日成将軍万歳」を声高らかに叫びました。
日帝の植民地支配の暗澹たる時、主席を民族の太陽、解放の導き手に仰ぎ、希望と楽観を抱いて生きてきた朝鮮人民がその希望と願いが叶えられた祖国で民族の英雄を迎えたのですから、その感激と喜びは言いようのないものでした。凱旋広場に響き渡った万歳の歓呼は民族の英雄に捧げる人民の心からの感謝、敬意の表れでした。
当時の「ピョンヤン民報」は金日成主席の凱旋を歓迎する大衆集会について「錦の山河をゆさぶった40万の歓声」と題してこう伝えました。
「古い歴史を誇るピョンヤン、40万の人口を擁するピョンヤンとはいえ、かつてこれほど多くの人が集まった例があるだろうか。 これほど意義深い集会を持った例があるだろうか。・・・朝鮮同胞が最も敬慕し待望していた英雄金日成将軍がそのりりしい勇姿をあらわすと、場内には熱狂的な歓声が沸きあがり、会衆は歓喜のあまり、感涙にむせんだ」
当時の「解放日報」は「朝鮮の青年英雄金日成将軍を歓迎」と題してこう伝えました。
「武器を手にして決然と立ち上がり、日本の強い野蛮軍隊に立ち向かって勇戦奮闘・・・満州の荒野で天険の国境を突破し、日本軍を慄かせたわれら民族の英雄、文字通りわれらの偉大な闘士、真実な指導者である」
実に朝鮮の解放は朝鮮人民を新しい朝鮮の主人にし、植民地奴隷から自主独立国家の一員にならしめた歴史的な出来事でした。
朝鮮人民は民族再生の歴史的偉業を見事に達成した偉大な金日成主席の不滅の業績をいついつまでも伝えることでしょう。
