呉英淑(オ・ヨンスク):「朝鮮の声」放送へようこそ。
シン・ヨンイル:「朝鮮の声」放送へようこそ。
呉英淑:6月に入って平壌は暖かい天気が続いていますが、皆さんの地方では如何ですか?
シン・ヨンイル:そうですね。町に出ますと半袖姿の人達が目立ち、木陰の涼しさを探す時が来たような感じですね。
呉英淑:さて先日、音楽が大好きな東京都の鈴木悠太さん、鈴木悠太さんからファックスが届きましたのでお読みしましょう。
「太陽節、誠におめでとうございます。今年は太陽節に関連するニュースが少なくコロナウイルスの影響で何も行なわれないかと心配しましたが、朝鮮では無事に行事が行われたようで安心しております。こちら日本ではコロナウイルスの影響で様々な活動制限を受け全国各地でイベント活動は中止する事となりましたので、朝鮮のファン達はインターネットを通じて太陽節をお祝いしました。来年こそは国内外でお祝いする事が出来るよう貿易対策を万全にしています」
シン・ヨンイル:はい、その続きです。
「さて、先日は私の活動を通じて『朝鮮の声』を知った方のお便りが放送され、嬉しいやら恥ずかしいやら、今まで音楽活動を続けてよかったと思った次第です。これからも活動を通じて朝鮮の音楽の素晴らしさ、音楽を通じて皆の生活に潤いを与えられるよう頑張りたいと思います。最近の放送の感想ですが、尹昌宇(ユン・チャンウ)部長がアナウンスを担当する事が増えていますね。日本語部長を務めるだけあってとても聞き易い声です*1。4月末にYouTubeで朝鮮労働党第6回細胞書記大会記念公演を観ましたが、これからもこのような公演を放映して下さるようお願いする次第です。『お望み音楽』では、歌で朝鮮と日本の架け橋となられた遠山洋子さんの歌や日本語バージョンの朝鮮の歌を沢山聴かせて下さい。両国の架け橋を目指し、音楽活動や歌を愛する皆の励みになるでしょうから宜しくお願いします」
呉英淑:鈴木悠太さんのファックスを拝見しましてスタッフは、音楽を愛し音楽を通じて社会の発展と人々の生活に潤いを与えようとの、その活動に感心させられました。
シン・ヨンイル:その通りです。音楽で朝鮮と日本の架け橋になろう、音楽を通じて皆の生活に潤いを与えよう。噛み締めてみますと感動は深まるばかりで、大事な友人が居るという誇りで胸が一杯になります。
呉英淑:今後共、鈴木さんのご要望とご意見を参考に入れ、友好を深めて一層充実した番組作りに励む事でしょう。合わせて、鈴木さんの音楽活動での多大な成果をお祈りするものです。
シン・ヨンイル:只今まで東京都の鈴木悠太さんのファックスの内容をご紹介しました。では次のこの時間にまたお会いしましょう。
(「朝鮮の声」郵便箱)