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戦争は全てのものを破壊します。しかし、朝鮮では苛烈極まりない戦争最中にピョンヤンの明るいビジョンが示されました。祖国解放戦争最中のチュチェ40（1951）年1月21日、建築家たちは偉大な金日成主席に呼ばれて主席のいる所に行きました。
戦勝革命事績館の解説係りであるキム・インドクさんのお話です。
「金日成主席は、作戦用テーブルの上に置かれていた作戦地図を片方に退けて、戦争が終わった後、破壊された都市を復興するための準備をどうすればよいかあなたたちと話し合うために呼んだと言いました。建築家たちはびっくりしました。戦争最中の今、戦後の復興建設など、考えも及ばないことだったからでした。主席は、建築家たちの怪訝そうな顔を見て、戦後の復興建設のための準備を今から着実にしておけば、戦争が終わってから直ぐ復興建設に着手できる、われわれが苛烈を極める戦争の炎の中で戦後の復興建設のためのビジョンを示すなら、人民と人民軍軍人たちに勝利の自信と勇気を持たせ、侵略者には恐怖を与え、恐るべき爆弾を振り掛けることになるだろうと力を込めて言いました」
チュチェ41（1952）年5月、当時のモランボン地下劇場ではピョンヤンの復興建設の明るいビジョンを示す展覧会が大盛況でした。瓦礫の山に壮大に建てられるピョンヤン市の全景、より美しく整えられるテドン川のプロムナード、都心部の形成や道路配置を見せるミニチュア、瀟洒なつくりの住宅と近代的な公共施設の設計図などなど。
展覧会を見た外国人はとても興奮気味でした。
「ピョンヤンは生きている。…決定的勝利を勝ち取るために日増しに丈夫になっている」
「ピョンヤンは伝説の中の黄金の鳥のように廃墟から復活して、より美しく、より素晴らしく、より明るく輝き、前よりもっと荘厳な光を放ちながら再生するだろう」
この地で戦争の砲声が止んでから67年の歳月が流れました。帝国主義侵略者は朝鮮は百年かかっても立ち直れないといいました。しかし、朝鮮人民は3年で戦後の復興建設を終えました。停戦3年目にピョンヤンは廃墟から立ち直りました。
今、ピョンヤンは日増しに変貌しています。
（偉人伝）
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