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カン・ソンヒ（カン・ソニ）：共和国のどこへ行ってみても、「ここは偉大な金日成主席が訪ねた所です」という話を耳にする事ができます。平壌照明機器工場にも金日成主席の現地指導の足跡が記されています。
朝鮮人民がまだ白熱電球を使う事だけでも満足を覚えていた時の1950年代の中頃、戦後の復興建設の困難な時に主席はこの工場を拡張するようにし、次いで蛍光灯も生産するよう導きました。そして人民により明るい光を与えようとし近代的な蛍光灯職場の建設を発案しました。
主席はこれに止まらず数回に亘って職場の建設の捗り具合について聞いてその対策まで講じました。その結果工場で蛍光灯の初の試作品が生まれました。
チュチェ70年（1981）2月9日、試作品を見た金日成主席は「上出来だ。今家庭で使われる白熱電球は暗くて人々に不便を与えている。これで照明問題が解決される」と言って大いに喜びました。
数ヶ月後の8月26日の早朝、金日成主席は工場を訪れました。
平壌照明機器工場のキム・〓〓〓〓課長のお話を聞いてみましょう。
「金日成主席は『蛍光灯の製作工程を見よう』と言ってガラス職場の作業場へ行きました。その時随員の1人が『炉が多いから行かない方が良いのでは』との意向を話しました。すると主席は『構わない、労働者が働く所なのに行けないなんて』と言って先頭に立って作業場へ向かいました。そして騒音が大きくとても蒸し暑いガラス職場の作業場で長い事労働者の作業振りを見ました。（※声はシン・ヨンイルさん）」
あれから40年以上の歳月が経ちましたが「蛍光灯を作る工程を最初から見てみよう」と言って急な階段を上がり、全身がびしょ濡れになるまで溶解炉の前に立っていた主席についての話はいつまでも語り継がれています。
今も平壌の町と町に眩いばかりの明かりがついています。そして明るい窓辺に幸せの笑い声・歌声が高らかに響いています。
朝鮮人民に幸せを与えようと生涯の全てを尽くした金日成主席、主席の苦労と献身の精神がその明かりに秘められているのではないでしょうか。
