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共和国では労働者、農民、知識人を始め、普通の勤労者が国の政治をつかさどる代議員に選ばれています。ピョンヤン市*1トンデウォン区域*2施設管理所の労働者アン・ソンファさんはピョンヤン市人民会議代議員です。
アンさんが道路管理員を勤め始めたのはチュチェ84（1995）年からでした。友達と一緒に歌を歌いながら毎日、通っていた道、誰もが学校へ、職場へと向かうその道を管理する人たちの人知れぬ努力は中学時代のアンさんの脳裏に焼きついていました。
ピョンヤンの町を綺麗にする道路管理員への尊敬の念とありがたい気持ちがアンさんの心の中に芽生え始めました。こうしてアンさんは道路管理員になりました。アンさんは雨や雪の日、真冬や炎天下の日をとわず、受け持ちの道路の管理に励みました。
結婚した後もアンさんの日課は変わりませんでした。担当区間の道路に埃が立たないよう、又、車の運行や人の往来に支障をきたさないよう道路を管理するアンさんに人々は感動しました。
トンデウォン区域のトンシン*3と言う町に住むパク・ソンオクさんはこう話します。
「陰日なたなく黙々と仕事に没頭するアン・ソンファさんにはほんとうに頭が下がる思いです。アンさんも家庭の主婦です。それでも家事より社会と集団のために自分の全てを尽くしています。このような人なので、私たちはアンさんを私たちの代表として市人民会議代議員に選んだわけです」
アン・ソンファさんのお話です。
「私は公民の一人です。その私がピョンヤン市人民会議代議員になりました。これは人民が全てのものの主人となった共和国の社会主義制度ならではのことだと思います」
市人民会議代議員のアンさんは多忙な毎日を送っています。その日の仕事が終われば、アンさんは家に帰るのではなく、受け持ちの住民地区へと向かいます。そこの人たちが困っているのは何か、生活上不便なことは何かについてつぶさに調べ、必要な対策を取ったりします。
また、父兄になった気持ちで担当地域の託児所や幼稚園、学校にもよく行って困った事を解決してやります。このようなアンさんなので、住民のみなに親しまれ、尊敬されているのです。
今もアンさんは人民の信頼と期待に応える一念で精一杯働いています。
