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ブランコ乗りは昔から朝鮮の女性が楽しんだ伝統の遊びの1つです。春と秋に盛んに行われました。
ブランコ乗りはブランコの台、または太い木の枝に長くぶら下げた２本の紐の端に踏み台を設置し、その上に立って前後に揺らしながら調子をつけて､何メートルもの高さまで上がります。誰がもっと高く上がるかを競う遊びです。1人または2人が向かい合ってブランコ乗りをしました。
社会科学院のフォークロア研究所のチョ・ミョンチョルさんのお話です。
「ブランコ乗りは主に試合の性格を帯びましたが、勝ち負けにはいろいろな方法がありました。最初は木の枝、または花の枝をターゲットにし、それを足で蹴る方法で勝ち負けを決めました。その後は漕ぐだけでなく、誰がもっと高く上がるかで決めました。ブランコの前のほうに鈴を高く吊るして、それを蹴る方法もありました。このように伝統の遊びの1つとされてきたブランコ乗りが今に至っては伝統スポーツの種目に発展しました」
朝鮮では毎年、ブランコ乗りを始め伝統スポーツ競技が行われています。また、公園などに設置された大小のブランコ乗り場では勤労者と青少年がこのブランコ乗りを楽しむ姿が見られます。
（観光）
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