伝統の遊び ぶらんこ乗り
朝鮮の伝統の遊びの中には女性が楽しむぶらんこ乗りもあります。春と秋によく行われました。
さて、このぶらんこ乗りは、大きな木の枝などに二つの紐で長くぶら下げたぶらんこで遊ぶものですが、その上に立って、前後に揺らしながら調子をつけて、何メートルもの高さまで上がります。一人、または二人でぶらんこ乗りをしました。
ぶらんこ乗りは主に競技の形で行われましたが、勝負は色々な方法で決めました。最初は木の枝、または花の枝を的にして、それを足で蹴ったり、口に加える方法で勝ち負けを決めました。その後、ぶらんこがあがる高さを測る方法で勝負を決めました。ぶらんこの前の方に鈴を高くぶら下げ、それを蹴る方法もありました。
このように伝統の遊びの一つとされてきたぶらんこ乗りが今は、伝統のスポーツの一つにまで発展しました。朝鮮では毎年、ぶらんこ乗りを始め、伝統のスポーツ競技が盛んに行われます。また、公園などに設けられた様々なぶらんこ乗り場で勤労者と青少年が楽しい一時を過ごしています。
2016年の記事