食生活と食文化が日増しに発展する中、ダチョウ料理の需要も高まっています。ピョンヤンのモラン峰*1の麓にあるチルソン閣*2という食堂は、ユニークなダチョウ料理で定評があります。
管理職のチョン・ヨンエさんのお話です。
「来客の好みに合わせて、色々なレシピとサービスでダチョウ料理を出しています。受注、出前などでお客さんの便宜を図っています」
ここの調理師たちはダチョウ料理をもっと美味しく作るため、常日頃から努力を惜しまずにいます。腕のある調理師で組まれた料理作業班では品評会を定期的に開き、料理の質を絶えず高めています。
ダチョウの焼肉や煮汁など一般の料理と共に、色々な創作料理にも腕を振るっています。朝鮮料理協会との緊密な連携のもとで、ダチョウの首や翼の蒸し料理など数十種のダチョウ料理の科学的なレシピを標準化しました。
この前も、栄養価が高く、見た目にも食欲をそそるダチョウの心臓の蒸し料理や筋の煮凝りのレシピを完成しました。昨年に次いで、今年に開かれた第11回光明星節料理コンテストで、この食堂のレシピは専門家の注目を集めました。
シェフのユン・ヨンシルさんのお話です。
「高まる食生活の水準に合わせてダチョウ料理をもっと発展させ、人民の食生活を潤わします」
人民に好まれる美味しい料理を出すため、腕によりをかける食堂の人たちです。
(文化―くらし)