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ピョンヤン靴下工場のリ・ギョンイルさんは工場が自慢する実用新案の発明家、技術革新のエキスパートです。入職して間もないリさんですが、今年だけでも複数の技術革新案を導入して、新製品の開発と品質向上に役立てました。
工場には偉大な金正日国防委員長と敬愛する金正恩総書記の気高い人民愛の足跡が印されています。この工場で労働生活を始めたリさんは栄光に輝く職場で働くという自負を持っていました。そのリさンがいつからでしょうか、人知れず悩み始めました。
リ・ギョンイルさんのお話を聞いてみましょう。
「学ばなければならないということを痛感しました。金正日国防委員長と金正恩総書記の人民愛が宿る職場で、人民が好んで求める製品をたくさんつくるには、新技術を学ばなければ、という思いが日一日と強くなりました」
その後、リさんは働きながら学ぶ教育システムに加わり、熱心に学びました。在学中、いくつもの実用新案を出して人々をあっといわせたリさんは、卒業後も工場で働きながら思索を怠りませんでした。
模様押し出しのオート・モニターをつくることに決心し、研究に取り掛かりました。いざ始めようとすると技術上の難問が一つや二つではありませんでした。リさんは忙しい中にも暇さえあれば科学技術普及室で新技術の資料を耽読し、アイデアを練り上げました。
試行錯誤の末、模様押し出しのオート・モニターが現場に導入され、靴下の品質向上に役立てました。
リさんは知識の力、科学技術の威力を肌で感じ、技術者と熟練工と共に新製品の開発に役立つ実用新案を相次いで出しました。その過程にリさんは発明証書、創意考案証書など幾つもの科学技術証書を授かりました。
りさんは新米の労働者にこう話したりします。
何でも出来ると思い切って取り掛かれば誰もが発明家になれる、と・・・
（経済―その他）
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