#author("2017-08-26T23:08:42+09:00","default:pop hok","pop hok")
*2017年8月25日ニュース抜粋 [#g8fae261]
**「労働新聞」に載った個人寄稿 [#u6e4068c]
労働新聞25日付に、「真実を見極める目が曇れば不正が罷り通る」と題した、国際問題研究院の博士チョン・ミョンチョルさんの寄稿が載りました。

文は、「アメリカと追従勢力は、朝鮮半島の情勢が戦争局面を迎えるようになった責任が朝鮮にあると強弁している。一部の周辺大国は、悪化した朝鮮半島の情勢の責任が朝鮮にもありアメリカにもあると主張しているが、朝鮮は、今の先鋭化した事態の責任が全てアメリカと追従勢力にあると強く主張している。

こうした其々の主張の是非を判別するには、第一に、朝鮮半島の緊張状態が今のような戦争局面を迎えるようになった歴史的原因から探るべきだ。世界最大の緊張地域となっている朝鮮半島の情勢激化は、アメリカ等の幾つかの大国が第二次世界大戦の終結と共に朝鮮を二分した時から始まる。

第二に、朝鮮半島の現状を客観的に公正な立場で注意深く見極めなければならない。アメリカがこれまでの数十年間、南朝鮮に多くの戦略核戦力を引き入れて核戦争演習を系統的に繰り広げ、その為朝鮮はグアム島包囲射撃の法案の検討という断固たる措置を取らざるを得なかった。

第三に、世界の関心が集まる朝鮮半島の問題から、国際舞台で行われている正しくない行為についても見極めるべきだ。客観性と公正を失い、不正を正義に様変わりさせる犯罪文書を作り上げるのも躊躇わない国連と、アメリカの強権に屈してそれに極力追従する周辺大国の穏当を欠く行為が、朝鮮半島の情勢を更に激化させているという事は、もう説明が要らないはずだ。

真実を見極める目が曇っていないなら誰であれ、朝鮮半島の情勢激化の責任がどこにあり、其れについての様々の主張の中でどれが正しくどれが間違っているかを判別出来るだろう。アメリカと追従勢力は大勢をはっきりと弁えて熟考するのがよかろう」と述べています。

**朝鮮代表団がジュネーブ軍縮会議で原則的立場を闡明 [#s7e58308]
22日、朝鮮代表団がジュネーブ軍縮会議の第3期本会議で、朝鮮民主主義人民共和国に反対するアメリカと南朝鮮の合同演習が行われていることについての、共和国の原則的立場を示しました。

代表団は、「朝鮮半島の核問題が生じ情勢激化の悪循環が続く根源は、あくまでアメリカの朝鮮敵視政策と核の脅威にある。朝鮮半島と地域で情勢を緩和し危険な軍事的衝突を防ぐ為には、共和国の周辺に多くの戦略核戦力を持ち込んで緊張を高めたアメリカが先ず、正しい選択肢を採り行動でこれを見せなければならない。アメリカは、軍事的プレッシャーと制裁・圧迫が却って、共和国を核武力の強化へと更に促す原動力となっている事を肝に銘じるべきだ。共和国は、アメリカの敵視政策と核の脅威が抜本から一掃されない限り、既に選んだ核武力強化の道から唯の一歩も退かないだろう」と述べました。

**大勢もわきまえない対決分子の好戦的行為 [#j761c399]
南朝鮮傀儡国防相の宋永武が、アメリカと追従勢力による国連の制裁決議を機に、共和国が採っている対米超強行措置に難癖をつけ無謀に振舞っています。

宋永武は、全軍主要指揮官の画像会議なるものを開いて、「戦略的挑発の持続」等と共和国を中傷し、延坪島等朝鮮西海の5つの島一帯を周りながら、「圧倒的な韓米合同戦力が最高の対応態勢を整えている」、「自信に満ちて戦え」等と騒ぎ立てました。

また、「韓米同盟の対応意思を示す」等と言って、アメリカとの合同演習『乙支フリーダムガーディアン』に部下達を駆り立て、戦争熱を煽っています。

**朝鮮人民軍パンムンジョム代表部スポークスマンの談話 [#jabb35b5]
22日、朝鮮人民軍板門店代表部スポークスマンが談話を発表しました。

アメリカが、共和国の警告と内外の抗議を押し切って南朝鮮傀儡好戦勢力と共に、又もや共和国を侵略する為の合同演習『乙支フリーダムガーディアン17』を強行した事を受けてのもので、スポークスマンは、「今、南朝鮮占領及び海外駐留米軍17500人と5万人の南朝鮮傀儡軍、追従7カ国の武力はもとより、48万人の傀儡政府の公務員と警察、民間武力、民間企業の要員だけでなく、アメリカ本土と太平洋作戦地帯に展開されている米軍の戦争装備が投入され、朝鮮半島に物々しい戦争ムードを作っている。

見過ごせないのは、敵対勢力が「定例」、「防御」等を鳴り物入りで騒ぎながらも、共和国を先制攻撃する為の侵略戦争シナリオである『作戦計画5015』によって、共和国の最高首脳部を除去する為の『斬首作戦』と『秘密作戦訓練』、共和国の弾道ロケットに対応する訓練にポイントを置いて、この度の演習を強行している事だ。朝鮮半島の軍事的緊張が極度に鋭い今の状況下で、南朝鮮に集結したこの膨大な武力が実践行動へ移らないという保障はどこにもない。

この8月13日、米統合参謀本部議長ダンフォードが、20日には米太平洋軍司令官ハリス((放送ではヘリスと発音))と米戦略軍司令官ハイテン((放送ではハイトンと発音))が、次いでミサイル防衛局長グリブスも南朝鮮を訪問して戦争を謀議した。目下の事態は、核戦争の危険が、共和国を武力で絞めようとの企みを執拗に追求しているアメリカから来ており、アメリカは正に平和破壊の張本人である事をそのまま実証している。

アメリカ好戦勢力が、目下の状況下で慎重に行動し正しい選択をして欲しいとの共和国の警告を無視して、危険千万な軍事的挑発をした以上、白頭山の革命強兵の容赦無い報復と懲罰を免れないだろう。血生臭い牙を剥き出した狼の集団が共和国を侵してみようと群れを成して襲い掛かっている今、数十年間打ち固めて来た核抑止力を持っている共和国が手を拱いていると思うなら、其れこそ誤算というものだ。

アメリカは、空言を吐かない共和国の革命武力が、いざという場合に懲罰の砲火を浴びせられるよう発射待機状態で、敵対勢力の一挙一動を鋭く注視している事を片時も忘れてはならない。他愛の無い侵略戦争演習で招かれる悪結果の全責任は、共和国との軍事的対決を選んだアメリカが負う事になる」と述べました。

RIGHT:'''朝鮮の声放送ニュース抜粋（サイトの音声聞き書き((短波放送が不明瞭だったため))）'''
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