#author("2017-03-09T08:59:27+09:00","default:pop hok","pop hok")
*3人の息子をサッカー選手に [#va592f19]
ピョンヤン市((平壌市（평양시）))ソソン区域((西城区域（서성구역）))のサンシンと言う町((上新洞（상신동）))の第95居住人民班((20～40世帯ごとに組織される住民の相互扶助組織。班長、衛生班長、扇動員等が置かれる。学習や自己批判の場を設けて思想を統制するとともに、さまざまな動因をかける末端組織でもあり、密告奨励によって監視システムの一翼をも担っているといわれる。旧ソ連の統治システムと類似しているものだが、日本が1940年に大政翼賛会の末端組織として導入した「隣組」を模倣したとの説もある。'''（ネット上の情報）'''))に''ハム・ヨンスン''と言う女性が住んでいます。ハムさんは3人の息子をサッカー選手に育てています。長男のチョルボム君は専門のスポーツ団で、次男のチョルリョン君と3男のチョルハク君は学校のサッカークラスでサッカーを学んでいます。

ハムさんの家がサッカーと縁を結んだのは今から3年前のことです。当時、国中にスポーツブームが盛り上がる中、長男のチョルボム君がサッカークラスに入ったのです。ではハム・ヨンスンさんのお話を聞いて見ましょう。
>「その時、長男のチョルボムにサッカー選手としての才能があると知って本当に嬉しかったです。夫と私もスポーツが大好きでしたから。中学時代の私は、バスケットクラブで攻撃手として活躍しました。その時、国際競技に出場して国旗を揚げる選手になろうと思いましたが、それ以上背が伸びなかったので止めてしまいました。その私ですから長男がサッカークラスに入った時、もしかしたら、その子が私の願いを叶えてくれるかも知れないと言う思いで胸が躍りましてね」

とても利口で負けず嫌いのチョルボム君はサッカークラスに入った日からトレーニングに熱中しました。ハムさんはしばしば学校へ行って息子の訓練ぶりを見て、力と勇気を与えました。ハムさんはその後、次男と3男もサッカークラスに入らせました。ハムさんと夫はサッカーの本とビデオがあれば、一番先に持ってきて息子たちが見習うようにし、トレーニングに必要なものもそのつど揃えてあげました。

立派なサッカー選手になることを願う親の心によって息子たちは訓練場でも、家でも競いながら熱心に技術を磨きました。息子たちの技術が日増しに上達し、それは試合でそのまま表れました。

ソソン区域チュンシン高級中学校のサッカーのインストラクター、''ユン・ミョン''さんはこう話しています。
>「チョルボム君とチョルリョン君は兄弟ですが、チームの中核です。昨年行われたピョンヤン市サッカークラスの試合でチョルボム君はチームのキャプテン、鉄壁のバックスとして名を馳せました。フォワードのチョルリョン君は絶妙なタックルとパワフルなキックで試合ごと初のゴールインをして優勝に寄与しました」

このほど、中学を卒業した長男のチョルボム君が専門のスポーツ団にスカウトされました。ソソン区域サンシン初級中学校チームのキャプテンとして活躍している3男のチョルハク君も専門家とファンの注目を引いています。

ハム・ヨンスンさん、どうですか。
>「そうですね。私は息子たちが国の栄誉を金メダルで輝かす立派なサッカー選手になることを願うだけです」

息子たちをスポーツ強国の柱に育てるこのような家庭があって、共和国のサッカーの明るい未来は約束されている、と言うことです。

RIGHT:'''2015年の記事'''
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