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*魚雷艇で重巡洋艦撃沈 [#o523fad5]
1950年代、朝鮮では共和国に対するアメリカの侵略を退ける厳しい祖国解放戦争が行なわれました。この戦争で朝鮮人民軍は空と陸地、海で世界の戦争史に類を見ない奇跡を創造しました。

チュチェ39（1950）年7月、朝鮮東海のチュムンジン((注文津（주문진）))というところの沖で行なわれた海戦もその一つです。

''戦勝革命事績館''の''キム・ウンギョン''さんのお話です。
>「当時、米軍の重巡洋艦集団は1万7000トン級重巡洋艦と軽巡洋艦、駆逐艦、その他、多くの艦船、艦艇からなっており、百数十門の各種砲と高射機関銃で武装していました。これに比べ、朝鮮人民軍海軍の第2魚雷艇隊には4隻の魚雷艇にそれぞれ2発ずつの魚雷と高射機関銃1門ずつ装備していました。世界の海戦史にこのように比較にならない状況下で行なわれた戦闘はありませんでした。この大胆で巧みな作戦を構想し、導いたのは偉大な金日成主席でした」

チュチェ39（1950）年6月末、金日成主席は朝鮮人民軍海軍の第2魚雷艇隊に米軍の艦船集団を掃滅する命令を下しました。この日、主席は海軍の一人の指揮官に勿論､人民軍の海軍をみな動員しても比較にならない敵軍の重巡洋艦を叩けと言うので驚くのも無理はない、だが、人民軍海兵が政治的・思想的にしっかり準備されている今、戦術を巧みに使えば米軍の艦船集団を掃滅することが出来る、と言いました。

主席の命令によって7月2日の午前3時、チュムンジン沖では米軍の重巡洋艦に対する大胆な攻撃戦が行なわれました。人民軍海軍は4隻の魚雷艇で「海の動く島」だと豪語していた米軍の''重巡洋艦''「''ボルティモア''」を撃沈し、軽巡洋艦を撃破して世界を驚かせました。このことについてブルジョア軍事出版物も「''魚雷艇で重巡洋艦を撃沈、これは戦闘ではなく奇跡である''」と評しました。

世界に波紋を投じたチュムンジン沖での奇跡、これは偉大な金日成主席の強い胆力と主体的戦法による輝かしい勝利でした。

RIGHT:'''2016年の記事'''
LEFT:[[祖国解放戦争勝利記念館]]
LEFT:[[祖国解放戦争勝利記念館（資料）]]
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