#author("2019-12-21T11:54:12+09:00","default:pop hok","pop hok")
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*過去清算は日本の避けられない法的、道徳的義務 [#kf9581ba]
日本で最近、旧日本軍性奴隷犯罪に軍部と外務省が関与したという資料がまたもや発見されました。日本内閣官房が新たに収集した23件の公式文書の内、中国駐在日本領事館が作成した報告書には『陸軍側は兵士70人当たり1人程度の接待婦を求める意向』、『軍用車に便乗して南下した特殊婦女』という記録があり、この接待婦及び特殊婦女という表現について他の報告書では「遊女も同然だ、淫らな行為を強いられる」と説明しています。

これについて専門家達は((何の専門家？))「軍部と外務省が国家的見地から慰安婦を送り届けていた事が明白に分かる」とし、「1993年の河野談話が認めた軍部の関与を確証している」と主張しました。国家の全面的な介入で働かされた日本帝国主義の天人共に激怒する反人倫の犯罪行為は、決して消し去る事も覆い隠す事も出来ない歴史の真実です。

今世界で、誤った過去を正し和解と協力の新時代を開く為の動きが強まっています。先日ドイツ首相は、ポーランドにあるナチスドイツのアウシュヴィッツ＝ビルケナウ集団虐殺収容所を訪れて、犠牲者を追悼しナチスドイツの戦争犯罪について謝罪しました。首相は「残酷な犯罪に身に沁みて恥を感じる、過去を忘れるならホロコーストのような蛮行が再発しかねない」と言いました。そして「加害者について記憶するのはドイツ人の永遠の責任でドイツ国家と切り離せず、謝罪と保障の為の真面目な努力が続くだろう」と確言しました。

その反面、日本は20万に上る朝鮮の女性をはじめ各国の女性を国家権力を発動して組織ぐるみで強姦・輪姦した後、集団虐殺した特大の反人倫の犯罪を歴史の闇に葬り去ろうと手の限りを尽くしています。安倍政権は「旧日本軍の慰安婦の強制連行を証明する資料が無い、金目当ての自発的奉仕だった」と妄言を吐き、歴史教科書に性奴隷犯罪関連の事実を記さないようにしています。女性を侵略軍の性奴隷にする野獣宛らの蛮行を告発する旧日本軍性奴隷の像が世界各国に建てられるのを阻もうと躍起になる一方、2019年外交青書に「旧日本軍性奴隷という表現は事実に反するので使ってはならない」という文言まで書き入れました。

相反する2つの現実は、誤った過去と綺麗に決別し国際社会の一員として堂々と生きようとの正しい立場に背を向けて、罪深き過去を繰り返そうとの野蛮国家の正体、島国の道徳的低劣さを克明に曝け出しています。

過去清算は日本の避けられない法的・道徳的義務であり、国際社会と世界人民の厳正な要求です。

（時事評論）

RIGHT:'''2019.12.20 サイト音声の聞き書き'''
LEFT:[[過去清算は日本の法的、道徳的義務]]
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//（191220 サイト音声の聞き書き ije191216001.mp3）
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