#author("2024-07-22T20:23:36+09:00","default:pop hok","pop hok")
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*質問のない取材 [#ice8901a]
20世紀中頃、1950年から1953年までの祖国解放戦争は史上初めてアメリカ帝国主義者の下り坂の端緒となりました。

アメリカは朝鮮戦争に、陸軍の3分の1、空軍の5分の1、太平洋艦隊の殆ど、そして国連の名を借りた追随国の軍隊を含む都合200万人以上の大兵力と莫大な戦闘技術機材を投入し、200億ドル以上の軍事費と太平洋戦争で費やしたものの11倍に達する7300万トン以上の軍需物資をつぎ込みました。

世界は朝鮮について懸念し、同情を寄せました。

アメリカは最初から「勝利は自分のもの」と豪語しました。

祖国解放戦争さなかのある日、とある外国記者が偉大な金日成主席に取材しようと、コンジ里というところにある最高司令部に来たことがありました。

朝鮮戦争に殺戮手段の核兵器を投入することを予見したアメリカの大規模な「新攻勢」のことで、今後の戦争の成り行きがどうなるか質問するのがその趣旨でした。

例の記者の訪ねてきた目的を聞いた側近の一人は少々待っているようにと言いました。

記者は金日成主席がどんなに忙しいのかよく知っているというふうに、頭を縦に振りました。

しばらくの後、主席のいる部屋に入った記者は意外の光景に驚きました。

''祖国解放戦争勝利記念館''の学芸員である''リ・ジョンス''さんのお話です。
>「当時、広い部屋の片方にある作戦台の前で金日成主席は何かを見ていました。そして傍らには入隊したばかりの人民軍の兵士が立って、何か話していました。わけが分からず、ぼうっとしている記者に、案内の人は、今、金日成主席は兵士が学習をどうしているか検閲している、主席は外国語の単語を毎日、いつつずつ覚えるよう課題を与えているが、兵士はその課題を実行できず、脂汗をかいていると言いました。そして、静かに、これから戦後の復興建設のために留学する人たちを前もって準備させる学習だと付け加えるのでした。改めて驚いた記者はすぐ、きびすを返して部屋から出てきました。ついてきた案内の人がわけを聞いたところ、『これで結構です。取材は終わりました。信念の対決に勝利した朝鮮、金日成主席は戦後の復興建設を設計している、これが私が書く記事の題名です』そして、主席の執務に邪魔になるようで、挨拶も出来ずにそのまま出てきたが、後で必ず自分の挨拶を伝えて欲しいと念を押すのでした」

1953年7月27日、祖国解放戦争は朝鮮人民の勝利に終わりました。

祖国解放戦争での勝利は不世出の天が授けた名将である金日成主席の強い意志、比類のない胆力、卓越した軍事的英知と抜きん出た用兵術による輝かしい結実でした。

（フィーチャー　勝利の7月27日）

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RIGHT:'''2024.07.21の記事'''
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//（フィーチャー　勝利の7月27日 2024.07.21）
//240727_質問のない取材
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