#author("2018-11-24T14:04:49+09:00","default:pop hok","pop hok")
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*「自衛隊」の存在明記の狙いは [#gbc55de4]
軍国主義の熱に取り憑かれた島国日本が、海外膨張の野望を遂げようと躍起になっています。

先日、日本首相安倍は自衛隊の存在を憲法に明記しようとの野望を、またもや曝け出しました。衆議院本会議の代表質問で安倍は、「憲法第九条に自衛隊の存在を明記するのが今の政治家の責任だ、国防の根幹に係わる問題だ」と力説しました。

四期目の安倍内閣の発足後、初めて行った国会演説で安倍が自衛隊の存在明記を云々したのは、日本の現政権がそれを重要な政治的課題としている事を見せています。

問題は日本の安倍政権が、何の理由で自衛隊の存在を憲法に明記しようと躍起になっているかという事です。

今、日本の自衛隊は以前とはその性格がすっかり変わったと言えます。既に自衛隊武力の規模と能力は専守防衛の範囲を遥かに超えました。自衛隊の装備が攻撃型に近代化され、その機動打撃力と作戦能力も非常に高まりました。軍事大国化を目指している日本はそれに飽き足りず、自衛隊の攻撃力の高度化に拍車を掛け続けています。

その一方で「集団的自衛権を容認する、安全保障関連法を発行させる」等と言って、海外侵略の野望を遂げるのに邪魔となる法的制度的メカニズムを一つ一つ解体して来ました。自衛隊という看板を掲げたものの、本質に於いて戦争武力としての軍隊と少しも変わらないというのが日本自衛隊の現状です。

こうした条件の下で自衛隊の存在を憲法に明記するなら、日本は戦争武力の保有を合法化し、引いては思うがままに海外侵略を行える事になります。正にこれを狙って日本の安倍政権は、自衛隊の存在を憲法に明記しようとしているのです。
こうした条件の下で自衛隊の存在を憲法に明記するなら、日本は戦争武力の保有を合法化し、延いては思うがままに海外侵略を行える事になります。正にこれを狙って日本の安倍政権は、自衛隊の存在を憲法に明記しようとしているのです。

詰まる所日本の反動勢力が自衛隊の存在の明記を急ぐのは、平和憲法の破棄と共に戦争憲法の出現が目の前に迫り、日本の海外侵略が刻一刻と現実味を帯びている事を意味します。

海外侵略の野望の実現に必死である軍国主義の狂気沙汰は、国際社会に警鐘を鳴らしています。過去、日本の侵略武力がアジア諸国を占領して、どんな反人倫の犯罪行為を働いたかは世界周知の事です。そのため国際社会は日本が軍国主義に突っ走っている事に懸念を強めています。

日本は軍国主義の行き着く所は完全な破滅である事を、はっきりと知らなければなりません。

日本が海外侵略の妄想を何としても実行に移そうとするなら、国際社会は日本に厳しい鉄槌、正義の審判を下すでしょう。

（時事評論）

RIGHT:'''2018.11.23  サイト音声再生不可、短波放送聞き書き'''
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//（時事評論 181123 サイト音声再生不可）
//-[[自衛隊の存在明記の狙いは]]
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