#author("2018-12-15T17:01:22+09:00","default:pop hok","pop hok")
*祖国で取り戻した明るい人生 [#k831abd6]
''体育省''の''キム・ヨンシン''局長の手記です。
>「共和国では母なる祖国と言う言葉をよく耳にしています。朝鮮人なら誰でも親しく呼んでいるこの言葉ですが、私は実際の体験を通じて祖国で母の温かい息吹を感じています。私は朝鮮に対する日本帝国主義者の悪辣な植民地支配に耐えられず、''生きるすべを求めて日本に渡っていった''((なぜ悪辣な植民地支配者の国に？))貧しい朝鮮人の家庭に生まれました。

>母に早く死に別れた私は母の情と言うのを知らずに育ちました。私たち5人兄弟を育てるため、父は1人でありとあらゆる苦労をしました。なんとしても一番上の子の私だけは勉強させようとの父の努力で日本人学校に入ったものの、朝鮮人が勉強がうまいと言うただひとつの理由でいじめられ、わけも無く袋だたきにあったものでした。そのときの傷跡が今も残っています。

>''在日朝鮮人の帰国''が実現した時、父は末子と共に私を祖国に送りました。日本に生まれ育った私にとって、祖国は身寄りの無い不慣れな土地でした。それで何となく身がすくむような思いがしました。しかし祖国は私たち兄弟を暖かく迎え入れました。祖国での1日1日はそれこそ夢のような幸せの連続でした。社会主義の祖国では私たち兄弟が思う存分学ぶようにしてくれました。希望通り、金日成総合大学を卒業した私は中央機関の公務員になりました。弟は青年同盟の活動家になりました。

>私はこれまで40年以上も体育部門に勤め、国のスポーツの発展のために微力ながら尽くしました。その功が買われて高い国家叙勲に預かり、共和国公民の最高の栄誉である労働英雄にまでなりました。本当に恵まれた人生だと言えます。私は国レベルの大会に代表として参加し、偉大な金正日総書記と共に5回の記念写真を、敬愛する最高指導者金正恩委員長と共に２回の記念写真を撮る光栄に浴しました。

>今年は70歳の誕生日を迎えましたが、国からプレゼントももらいました。それだけではありません。3人の子も無料で大学まで卒業し、孫と孫娘たちも皆が大学で勉強しています。祖国が無かったなら、かつて異国で勉強がうまいと言う理由ならぬ理由で袋叩きにあった私が国の英雄はおろか、幸せな我が家の今について考えることができるでしょうか。祖国に来て初めて、明るい人生について思い知った私です。本当のことを言って、祖国は人民の皆を暖かく包み込んで顧みる母そのものです」

（今日の朝鮮）

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RIGHT:'''2018年の記事'''
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//（今日の朝鮮 2018.12.14）
//181214_祖国で取り戻した明るい人生
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