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#author("2017-11-24T14:53:06+09:00","default:pop hok","pop hok") #attach #author("2017-11-24T14:53:40+09:00","default:pop hok","pop hok") *社会主義のこの国が一番です [#h662a62e] >「今日、保安員が家を訪ねてきた。何か大変なことでも、と怪訝そうに思っている私の手に包みを持たせた。解いてみると美しい花模様で飾られた一着の新しい服であった。私の誕生日だといって保安員が特別にこしらえたものであった。親のいない私が寂しい思いをしては、と隣の人たちが訪ねて来、人民委員会の役員たちも訪ねて来て私を喜ばせている。またこのように保安員まで訪ねてきて祝ってくれるのだから、本当に私には実の親そのままの人たちが大勢いるのだ」 これはピョンヤン市((平壌市（평양시）))ピョンチョン区域((平川区域（평천구역）))に住む親のいない少女の''ソ・ソンファ''さんが書いた日記の一こまです。母に早く死なれ、ソさんを一番大事にして全てを尽くした父も数年前、病気でなくなりました。 当時のことを思い起こして祖母の''キム・チュンオク''さんはこう話します。 >「事実のことをいって、あの時は心配だったのです。幼くして両親に死に分かれたあの子がこれから一人でどう生きられるか、という思いで涙が出、夜もろくろく眠れませんでした。しかし取り越し苦労でした」 ソさんは決して一人ではありませんでした。ピョンチョン区域人民委員会の役員など多くの人がソさんが悲しみを知らずに思う存分学ぶよう真心を尽くしました。隣はもとより、周りに住む人たちもソさんに面白い本と学用品を送り、祝日ともなれば誰もが自分の家に連れて行こうとしました。ピョンチョン区域人民保安部の保安員たちもしばしば、ソさんの家に立ち寄って祖母の仕事も手伝い、暮らし向きについても相談に乗ってくれました。 ある日、ピョンチョン区域人民委員会委員長は、ソさんがキャンプに行くことを知って、車を送って駅まで見送りました。そして登山に必要な全てを用意してあげました。普通の労働者の娘である自分がどうして区域の人たちの深い関心の中にいるのですかと涙ながらに聞いてみるソさんに、それは私たちの役目だから、と言われて、感心したソさんもそれ以来は委員長さん、副委員長さん、と親しく呼ぶようになりました。 祖母のキム・チュンオクさんとソ・ソンファさんのお話です。 >「ありがたいこの国のおかげで、孫娘がこのように悲しみを知らずに元気に育っています。国中がむつまじい一つの家族のような共和国なので、ソンファには多くの父と母、兄と姉がいます。孫娘を幸せにしてくれる朝鮮の社会主義がこの世で一番です」 >「私は世界に向けて、私たちの父は敬愛する金正恩元帥で、わが家は朝鮮労働党の胸だ、と誇りたいのです」 #style(addstyle=float:left;margin:5px;){{ #ref(IKE171009013_001.jpg,wrap,88x120) }} #style(addstyle=float:left;margin:5px;){{ #ref(IKE171009013_002.jpg,wrap,210x120) }} #style(addstyle=float:left;margin:5px;){{ #ref(IKE171009013_003.jpg,wrap,210x120) }} #style(style=clear:both;,end) RIGHT:'''2017年の記事''' #br ---- #include(vok_navi01,notitle)
