#author("2018-10-27T16:41:20+09:00","default:pop hok","pop hok")
*盗人猛々しいとはこのこと [#zd8b7a6f]
先日、日本の大阪市がアメリカのサンフランシスコ市との姉妹都市の関係を破棄しました。サンフランシスコ市が旧日本軍性奴隷像を撤去する事についての自分達の要求を受け入れなかったのがその原因でした。

2017年9月、サンフランシスコ市には旧日本軍性奴隷像と旧日本軍性奴隷の犯罪を告発する石碑が寄贈されました((誰から？))。その時からサンフランシスコ市に撤去を求めて来た日本が、1年が過ぎた今になって同市との姉妹都市の関係を破棄する事で、所謂「遺憾千万」を表したのです。

盗人猛々しいとはこの事でしょう。

官権（官憲？）と軍の権力を発動して20万人の朝鮮の女性を性奴隷にし、恥ずべき運命を強いた日本の犯罪は人類史に類例を見ない特大の反人倫の犯罪です。それで世界が驚愕し怒りに燃えているのです。

ところが問題は日本の態度です。

罪を犯したなら謝罪し賠償するのが人間社会の初歩の倫理です。しかし日本は特大の反人倫の犯罪についての謝罪と賠償はおろか認めもせずにいる事で、人間社会の初歩の倫理にも背を向けているのです。

却って日本は「証拠不足、何人かの民間業者によるもの」等と言って旧日本軍性奴隷の犯罪の責任逃れを図り、終いには「金欲しさの売春行為だ」との厚顔無恥な妄言で被害者に更なる傷を負わせています。

今回のサンフランシスコ市との摩擦は、日本の道徳的な低劣さがどの程度なのかはっきりと示す契機となりました。日本に少しなりと良心があり自覚があるなら、旧日本軍性奴隷問題を至急解決する事についての国際社会の要求がどれ程強いかはっきりと知って、これを重く受け入れるべきでした。

しかし日本は盗人猛々しくも恥知らずな醜態を演じています。これは二十世紀最大の人権の悲話とも言える旧日本軍性奴隷問題の事で日本が何の法的・道徳的責任も感じていないばかりか、国際社会に「あーだ、こーだ」と言うほど道徳的な低劣さが極みに達した事を立証するものです。

今、旧日本軍性奴隷像は世界各国に40余りも建てられました。今後とも旧日本軍性奴隷像は引き続き建てられるであろうし((誰が建てる？))、旧日本軍性奴隷問題の解決についての国際社会の要求は一層高まるでしょう。

日本が今のように挑み続けるなら爪弾きされるという事を示唆するものです。

（時事評論）

RIGHT:'''2018.10.26 サイト音声再生不可、短波放送聞き書き'''
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