#author("2017-04-15T16:20:04+09:00","default:pop hok","pop hok")
*無謀な核恐喝は破滅を早めるだけ [#ba6394bf]
最近アメリカは南朝鮮軍部勢力を唆して、朝鮮半島水域で次々と戦争演習を繰り広げました。5月6日から朝鮮西海で、仮想の敵の潜水艦を探知・追跡・攻撃する連合対潜訓練が繰り広げられました。ロサンゼルス級原子力潜水艦ブレマートンとイージスミサイル駆逐艦2隻・対潜探知機P-3Cを含む米海軍武力と、傀儡海軍の駆逐艦等水上艦船6隻と214級潜水艦・ヘリをはじめ作戦装備が大挙投入されました。

そして13日から14日まで朝鮮東海と南海で、空母攻撃訓練を基本とする連合海上訓練が行われました。マンモス空母戦闘集団の攻撃訓練で、朝鮮東海は一つの戦場と化しました。その為朝鮮半島には3月と4月の危機に次いで5月にも、爆発の危険を孕んだ鋭い局面が作られました。軍事専門家はこれを「人類史上初めての2つの核保有国の対決」だと評しています。

アメリカが一つの戦争を行える膨大な武力を訓練という名の下で朝鮮半島水域に集結させたのは、共和国の核軍事力に対する愚弄だと言わざるを得ません。これは9万7千トン級原子力空母ニミッツ戦闘集団の機動を見てもよく解ります。

イージスミサイル駆逐艦・ミサイル巡洋艦から成るこの空母集団は、南朝鮮での『フォール・イーグル』演習最中の4月19日サンディエゴを発って、5月3日には目的地の第七艦隊の海上作戦責任区域に進入し、11日には釜山港に入港しました。連合海上訓練にはグアム島に配備された原子力潜水艦も動員されました。空母搭載の艦載機とFA-18ホーネット追撃攻撃機など各種軍用機60数機が空を覆い、これまでとは違う航空優勢の掌握と共和国の戦略的目標に対する先制攻撃訓練が行われました。

全面戦争の時限爆弾が作動する朝鮮西海での連合対潜訓練で注目を集めたのは、1万6千トン級のオハイオ級原子力潜水艦です。精密打撃の能力を持つトマホーク巡航ミサイル150機を搭載し、燃料の補給無しに3ヶ月間も作戦任務を遂行するとしてアメリカが世界一に宣伝しているこの潜水艦は、朝鮮東海の連合海上訓練にも投入されました。これは共和国を核で脅かして、新たな朝鮮戦争を引き起こそうとの軍事的動きです。

アメリカの軍事的企図はハッキリしています。3月から2ヶ月に渡ってかつて無い危険水位で繰り広げられた『キー・リゾルブ』『フォール・イーグル』演習は、堂々たる核保有国である共和国を非核国家に変える事を追求する最悪の核恐喝でした。5月に入って朝鮮東海と朝鮮西海・朝鮮南海で繰り広げられたアメリカと南朝鮮の連合海上戦争演習は、共和国押し潰し政策による侵略的な反共和国軍事攻勢の続きです。

今アメリカは共和国に対する侵略と支配を最終目的とする、対朝鮮政策に総力を傾けています。それをロードマップで見ますと、ユーラシア大陸を制覇する為の足掛かりとして共和国を占領する作戦開始の時点だと言えます。朝鮮半島で瞬時を失えば全てを失うかもしれないと判断したアメリカの謀略家達は、あらゆる面から陰謀を凝らし介入の度合いと速度を高めています。

アメリカが核軍事力を総動員して先制攻撃を狙っている状況下で、共和国も核で以って対応するしかないというのが今の朝米間の核対決の局面です。共和国の軍隊と人民は、核を持っている侵略勢力・支配主義勢力とは正義の核武力に基づく超強硬の立場で立ち向かってこそ、自主権と尊厳を守る事が出来るという事を真理・党と国家の路線とし法制化しました。

歴史には、核と非核の軍事的対決はあっても核と核が対決した例はありません。核戦争に狂った者らに、今だに無かった核保有国の間の戦争で立ち向かってみるならみようというのが共和国の立場です。共和国が保有している一機一機の大陸間弾道ミサイルには、アメリカの侵略基地が第一の目標として入力されており、戦略ロケット軍の兵士達は発射ボタンを前にしています。

共和国を何とかしてみようとのアメリカの戦争シナリオは、いつまで経っても実現されないもので、無謀な核恐喝は破滅を早めるだけです。

RIGHT:'''2013年5月24日放送の聞き書き'''
LEFT:[[米韓合同軍事演習]]
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