#author("2018-12-01T14:19:36+09:00","default:pop hok","pop hok")
*海外膨張を狙った日本の軍国主義の狂気沙汰 [#e7a05131]
日本の反動勢力が、海賊による被害を減らすのに関心でもあるかのように振舞っています。

先日、日本当局はソマリアに派遣された海上自衛隊の駐留期間を、来年11月まで1年間延長する事にしました。また海賊の脅威を云々して、「重要な海上交通路での航行安全の確保に万全を期する、国際社会の平和と安定に貢献する」等と言い触らしました。言い換えれば、主な海上交通路での船舶の安全航行を保障するのを日本の重要な任務として受け入れ、責任を全うするという事です。

日本が海賊対処に諸肌を脱いでいるのは、決してそれ自体に関心があっての事ではありません。また海賊の略奪から自国の船舶を守ってくれるよう日本に要求した国もありません。にも拘らず日本がこれに頭を突っ込んでいるのは、自分なりの利益があるからです。日本の反動勢力は国際的な海賊対処に加わる事によって、軍国主義・海外膨張の野望の実現に有利な条件をつくろうとしています。

周知のように日本は敗戦国として、海外での武力活動が法的に禁じられています。自衛隊の海外軍事活動を制約している法的制度的メカニズムを崩して、いつでも任意の地域で海外侵略の為の軍事活動を自由自在に展開しようというのが日本当局の魂胆です。

しかし世界が日本に鋭い視線を送っている状況下で、日本の反動勢力は国際的な海賊対処に加担する形で、その軍国主義の野望を果たそうと狡猾に振舞っているのです。その為既に久しい前から海賊対処法まで採択し、アフリカ大陸にまで行って所謂「海賊対処」に努めているのです。これは海外侵略なら両手を挙げて歓迎する日本の反動勢力が、アフリカ大陸も海外侵略の桧舞台に作ろうとしているという事を見せています。

日本の反動勢力ははっきり知るべきでしょう。過去、日本帝国主義が大陸侵略に躍起になって敗戦の苦杯を舐めたとすれば、今の海外侵略は即ち日本の終焉に繋がるでしょう。今、国際社会は海外膨張を狙った日本の軍国主義の凶器沙汰を鋭く注視しており、これに強い警戒心と怒りを表しています。

（時事評論）

RIGHT:'''2018.11.30 サイト音声再生不可、短波放送聞き書き'''
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