#author("2017-03-25T17:39:37+09:00","default:pop hok","pop hok")
*氷の上にも民族の伝統を [#u0f8e301]
この2月、共和国で行われた''第22回ペクトゥ山賞国際フィギア祭典''で観衆の絶賛を浴びた男子選手がいます。 テソンサンスポーツ団の''ユン・ジンイル''選手。2011年に朝鮮の民謡「''ふいごタリョン''」((ふいごタリョン（ふいご打令、풀무타령）：「タリョン」というのは漢字で「打令」と表記し、「～節」「～の曲」と言うよな意味。曲の内容は、小作農の苦しみと地主への恨み。最後には武装闘争を呼びかけている。'''（ネット上の記事から）'''))をモチーフにしたユニークな演技を披露して有名になった選手です。

コーチの''パク・チャンイル''さんのお話です。
>「私がユン・ジンイル選手を始めてみたのは8歳の時です。見た感じも体質的にも生まれついてのフィギュア選手だというイメージを受けました。練習させてみると女の子より動作がきれいでしてね。ああ、これなら国際競技でも成功する、と思いましたよ」

こうして、軍人の家庭の末っ子に生まれたユンさんは、フィギュアの世界に飛び込みました。前からあこがれていたフィギュアのこと、選手になったからにはと、幼いながらも一生懸命練習に励みました。滑りの基礎訓練、柔軟性、リズムの訓練などなど、コーチと一緒に朝から晩まで訓練、また訓練。その甲斐あって、フィギアを始めて11ヶ月目にジュニア国内競技で2位、15歳からはシニア国内選手権大会男子シングルで3連覇とめきめきと頭角をあらわしました。
>「限界だと思ったことも何度かありました。一度はあまりにもきつくて、フィギュアをやめるとコーチに言ったことがありました。すると、コーチはお前の決心がそうならスケート靴とコスチュームを置いていけというのでした。その言葉に、自分の履いているスケートとコスチューム、自分の成長について改めて思いおこさせました」

国のおかげで今日の僕がある、それに報いるべきではないか。まなじりを決して奮い立ったユン選手が選んだのは、民族色の濃い「ふいごタリョン」という作品でした。氷の上で民謡の踊りをこなすはじめてのチャレンジでした。それに伴い、練習の幅もひろがり、ハードになりました。基礎トレーニングと難易度の高い技の習得、熟成度を高めるための反復訓練などなど・・・。

けれどもユンさんは歯を食いしばり、最高の演技の完成を目指しました。朝鮮の踊りの独特のリズムを氷の上に・・・。粘り強いユンさんは、休祭日も返上してプログラムを完成させました。農民の楽しい労働生活を陽気で明るい伝統のリズムに乗せて思いっきり表現するユンさん。そのほほえましい演技に観衆は魅了されました。

チュチェ100年、2011年、フィギア選手のエキジビションを見た偉大な金正日総書記は、「ふいごタリョン」をテーマにしたユン・ジンイル選手の演技をみて、氷の上でそう簡単に見れる演技ではない、難しい技と民族のリズムがよく生かされていると、ほめてくれました。

一躍有名になった「ふいごタリョン」選手のユン・ジンイルさんに抱負を語ってもらいました。
>「もっともっと練習に励んで高い競技成績で国の栄誉をとどろかしていこうと思います」
//IKE130129009_12.jpg
//IKE130129009_22.jpg
//IKE130129009_32.jpg
//IKE130129009_42.jpg
//IKE130129009_52.jpg
//IKE130129009_62.jpg
//IKE130129009_72.jpg

RIGHT:'''2013年の記事'''
#br
----
#include(vok_navi01,notitle)
//130316_氷の上にも民族の伝統を
トップ   編集 差分 バックアップ 添付 複製 名前変更 リロード   新規 一覧 単語検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS